「お昼寝」は実はとても良いこと!5つの効果と正しい寝方

「お昼寝」は実はとても良いこと!5つの効果と正しい寝方

今、誰にでもできる最新の仕事能率アップ方法として、「昼寝」が人気を集めています。

「仕事中に寝る」なんて社会人としてなってない!と思われるかもしれませんが、実はお昼寝をすることで仕事の能率が上がって短時間でより結果を出すことができるようになり、心身も健やかになるなど、たくさんの嬉しい効果があるんです。

でも、ただ眠れば良いというものではなく、下手をするとまったくの逆効果になってしまうことも。

驚くべきお昼寝の効果や仕事の能率を上げる正しいお昼寝の仕方、注意点など、ビジネスパーソン必見のお昼寝に関するアレコレをご紹介します。

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お昼寝の効果

それでは、まずお昼寝がもたらす5つの嬉しい効果をご紹介しましょう。

1.強烈な「食後の眠気」を解消できる

昼食後、強烈な睡魔に襲われるという経験のある方は多いですよね。

体を伸ばしたりカフェインを摂取したりして睡魔を撃退し、仕事を再開しても、しばらくするとまた睡魔が帰って来てついウトウト……。これではいつまでたっても仕事は進みませんし、カフェインの過剰摂取は体を悪くしてしまう一因です。

食事をすると、体は食べ物の消化に集中するため大量の血液を胃腸に送り、一方で脳は血流が少なくなって休息モードに入ろうとします。これは人間の体の自然なはたらきです。

このときにほんの少しお昼寝をして体のはたらきを手助けすることで、睡魔と戦い続けるより早く脳が覚醒して眠気を解消することができます。

2.短時間で疲労を回復できる

体は浅い眠りでも休息モードに入ることができ、短時間の睡眠でも十分に疲労を回復することができます。一説には、その回復量は夜の睡眠の3倍とも言われています。逆に、長過ぎる睡眠は体のリズムを崩し、かえって体を疲労させてしまいます。

昼休みの短時間お昼寝は、スッキリと目覚めた朝のように精力的に午後を過ごすことができる効果があります。

3.記憶力・集中力・学習能力が向上する

様々な実験で、お昼寝によって記憶力や集中力、学習能力が向上することが証明されています。

睡眠を取ると体は休息モードに入りますが、脳はその前に記憶の整理・定着を行います。お昼寝をして午前中に入ってきた情報をきちんと整理しておくことで脳をリセットし、午後からの仕事や勉強の能率を上げることができるんです。

4.心身の健康を保つ

仕事や勉強で脳を酷使することは非常にストレスになります。また、仕事などで早朝から深夜まで活動している状態が続くと、慢性的な睡眠不足にもなってしまいます。

ストレスや睡眠不足が慢性化すると、イライラしてしまったり様々な病気を引き起こすリスクを高めます。

お昼寝をして脳を休ませることでストレスを発散でき、ストレスによるイライラや不安も軽減させて、スッキリとした気分で午後の活動をはじめることができるようになります。

また、睡眠不足による血圧の上昇が原因の一つであると言われている心臓病や脳卒中、アルツハイマー病のリスク軽減にも、お昼寝が効果的であることが指摘されています。

5.ダイエットにも効果的

睡眠不足はダイエットの大敵です。それは、睡眠不足によりホルモンバランスが乱れると新陳代謝が下がり、ストレスにより食欲を増進するホルモンが大量に分泌されて、太りやすく痩せにくい体質に変わってしまうからです。

適度なお昼寝で睡眠不足を解消することで新陳代謝が活発になり食欲も抑えられるため、太りにくく痩せやすい体質に近づくことができるんです。

でも、「食べてすぐ寝ると牛になる」とも言いますよね?

これは食べてすぐにしっかり熟睡してしまうことは体に良くないという意味の言葉です。2時間以上寝てしまうと余分に脂肪などのエネルギーが吸収されてしまいますが、短時間のお昼寝には当てはまりませんのでご安心ください。

「お昼寝」は実はとても良いこと!5つの効果と正しい寝方

正しい寝方

心身にとって素晴らしい効果のあるお昼寝ですが、正しい寝方をしなければその効果を十分に得ることはできません。

効率的にお昼寝するための2つのポイントを押さえておきましょう。

お昼寝は10~20分間がベスト

睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠の2種類があり、睡眠中は眠りが浅くなったり深くなったりしています。

体はレム睡眠でもノンレム睡眠でも休んでいますが、脳は記憶の整理や定着といった仕事をするため、ノンレム睡眠でのみ休むようになっています。しかし、ノンレム睡眠に入ったからといって突然脳も休息に入るのではなく、眠りが深くなるのに従って徐々に休息モードへと移行していきます。

こうして、脳が適度に休めているのが、眠りはじめて10~20分後です。

ここで起きれば脳も体も疲れが取れてスッキリとしていますが、早過ぎると脳がほとんど休めておらず、逆に30分以上眠るとより深い睡眠に入ってしまい、寝ている最中に無理矢理起こされたような不快感や倦怠感が体に残ってしまいます。

「せっかく昼寝をしたのに頭がぼーっとしてしまう」「何だかまだ眠たい」という場合は、お昼寝としては寝すぎてしまっているという証拠です。

ベストタイミングは昼食後

すでにご紹介したように、昼食を食べると消化のために胃腸に血液が集中し、脳の活動が低下します。でも、午後眠たくなってしまう原因はそれだけではありません。

人間の生体リズムは、24時間のものと12時間のものの2つでできており、この12時間の生体リズムにより午後に眠気がやってくるようになっているんです。

そのため、お昼寝は昼食後に行うのが効率の良い消化と生理現象の両方の面からベストタイミングなんです。

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効果的に寝るための注意点

お昼寝の効果を十分に得るために、注意しなければいけないことがたった1つあります。

それは、「午後3時以降にお昼寝をしない」ということです。

午後3時以降にお昼寝をしてしまうと、「夜寝て朝起きる」という元々のリズムが崩れてしまいます。お昼寝によって頭がスッキリしたとしても、遅い時間に寝てしまったために夜眠れなくなってしまったり、眠りが浅くなってしまっては意味がありませんよね。

夜は夜で質の高い睡眠をとるためにも、お昼寝はお昼過ぎの早い時間に行うようにしましょう。

「お昼寝」は実はとても良いこと!5つの効果と正しい寝方

さらに昼寝を快適にするポイント

さらに快適にお昼寝をしたり、うっかり寝過ごしてしまうことを防いで、よりお昼寝の効果を得られるよう、次の4つの方法を取り入れてみてください。

お昼寝の前にカフェインを摂っておく

覚醒効果のあるカフェインはお昼寝には逆効効果なんじゃないかと思われるかもしれませんが、覚醒効果が現れるのは、カフェインを摂取してから20~30分後です。

お昼寝前にカフェインを摂取しておくことで、丁度目が覚めた頃に覚醒効果が現れる計算ですね。このタイムラグを利用して、しっかりお昼寝スッキリ覚醒というリズムを作り出しましょう。

リラックスして休める環境を整える

お昼寝をするときは、体を締め付けるベルトや腕時計を外したり靴を脱いだりして、体がリラックスできるようにしてあげましょう。

また、周囲に人がいる環境ですので、耳栓やアイマスクで光や音をシャットアウトしておくことも効果的です。もし寝付けなくて十分に眠ることができなくても、暗くて静かな環境で気持ちを落ち着かせながらゆっくりと目を閉じているだけで、脳はある程度休息することができるんです。

横にはならずに寝る

たとえ仮眠室があったとしても、体を横にして眠ると本格的に熟睡してしまう恐れがあります。短時間のお昼寝であれば、椅子に座った体勢で眠るようにしましょう。

上半身はデスクに突っ伏していても問題ありませんが、肩凝りや腰痛で辛いときなどは、市販のお昼寝用枕の利用がおすすめです。

目が覚めたら脳を刺激する

お昼寝から目が覚めたら、脳を刺激してしっかりと覚醒させましょう。

とは言っても難しいことは何も必要ありません。

・日光を浴びる
伸びをしたり軽いストレッチをする
・ガムを噛むなどして顎を動かす
・水を飲む
・冷水で手を洗う
・歯磨きをする
・人と話をする

というような、眠気覚ましに行うような行動で十分です。

お昼寝をはじめる前に午後から解決すべき仕事や問題をメモしておいて、目が覚めたらそれを確認することで脳を働かせると同時に気持ちを切り替えるのも良いでしょう。お昼寝前には思いつかなかったような素晴らしいアイデアが湧いてくることもありますよ。

昼寝とは、優雅なものや時間に余裕がある人がするものでははありません。より能率的に仕事を行うための戦略的なものです。注意点を守りながら普段のルーチンの一つとして昼寝を取り入れて、できるビジネスパーソンを目指しましょう。

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