刺されると激痛を引き起こす「イラガ」を、キレイに駆除する方法

刺されると激痛を引き起こす「イラガ」を、キレイに駆除する方法

「イラガ」をご存知でしょうか?庭つきの家に住んでいる方なら自宅の庭で見かけた経験がある方もいるかもしれませんね。イラガの幼虫は毒を持っていて刺された場合には強烈な激痛があるので、駆除しておくのが安心です。そこでやっかいなイラガを駆除する方法をお教えしましょう。

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「イラガ」とは?

イラガはチョウ目イラガ科に属する虫で、漢字では「棘蛾」と書きます。イラガは1種類ではなくたくさん種類があります。

このイラガの幼虫は7~8月頃に多く見られ、体長は25mmほどで、代表的なのは鮮やかな黄緑色の幼虫です。体にたくさんの棘を持っていて、刺された場合には蜂に刺されたかのような強烈な激痛に襲われます。

地域によっては「電気虫」と呼ばれており、刺されたときに痛すぎて電気が走ったかのようにビリビリっとなるところからこの名で呼ばれているようです。

イラガが繁殖する樹木は多く、幼虫は桜、梅、柿の木などの葉っぱの裏にいる場合が多いです。しかもうじゃうじゃと集団でいることが多いので、虫嫌いの方には激しい嫌悪感を持たれます。

幼虫に刺されると痛みが強く大変ですが、成虫は無毒なので害はありません。

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イラガに刺された時の症状

イラガに刺されたら最初に起こるのは驚くほどの激痛で、その激痛は1度刺されたら10年は忘れられない痛みといわれているくらい強烈です。そのあとに水ぶくれができることがほとんどです。痛みは数時間続き、痛みが治まった後にはかゆみ症状があらわれます。かゆみは1~2週間と長期間続きます。

また赤みや腫れを生じることも珍しくありません。

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イラガに刺された時の対処法

イラガの幼虫は全身に毒のある棘を持ち、すべての棘の先から毒液を分泌します。

イラガに刺されたときには、すぐさま水道水で刺された部分の毒と刺さった棘を洗い流しましょう。水道水で洗い流すことが難しかった棘は粘着テープを使ってきれいに取りましょう。

イラガの毒の主な成分はたんぱく質です。ですから少し熱めのお湯(45~60℃のお湯)にしばらくつけて置けばイラガの毒を無毒化できます。

毒と棘を取り除くことができたら、軽いものであれば市販の虫刺され薬で治すことが可能です。薬を使わない場合はアロエも有効です。症状がひどい場合には皮膚科を受診しましょう。

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イラガの駆除は「捕殺」

イラガは幼虫だけではなく卵の抜け殻にも毒のついた棘が残っている可能性があるため、駆除する場合には素手で行うようなことは避けましょう。また、長袖長ズボン、長靴を履くなど完全防備で駆除作業を行うのが安全なのでおすすめです。

イラガの駆除は地道に火箸などを使って捕殺していくのが確実でしょう。死骸は直接ごみ袋などに入れずにいったん新聞紙などで包みましょう。

イラガが大量発生してしまっている場合には、捕殺では追いつきません。その場合には有機リン酸系の殺虫剤を散布しましょう。

有機リン酸系の殺虫剤を散布すると、数分でポトポトと地面に落ちてきます。散布する前に木の下に新聞紙を敷いておくと、死骸の取り残しがでませんからおすすめです。

死骸にもまだしっかりと毒があるので取り扱いには注意しましょう。

またペットボトルで駆除する方法もあります。

イラガがついた葉っぱごと一緒に根元からはさみで切り取りペットボトルの中に落としふたを閉めます。

捕殺や殺虫剤で駆除しきれなかったイラガは繭になって越冬します。繭自体は木の枝や幹の部分、場合によってはコンクリート部分についているのですぐに剥がして駆除しましょう。

成虫同様に繭にも毒はありません。

驚くことにイラガは食べることができます。食べられる時期は繭の中に入っている越冬中のみで、繭ごと炒って食べるとピスタチオみたいな味がするため、実際に食べている方もいます。

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症状は人にうつる?

イラガに刺され、水ぶくれなどの症状が他の人にうつってしまうという話を聞いたという方はいませんか?でも本当に人にうつしてしまうものなのでしょうか。

結論をいえばうつりません

イラガに刺されたときにあらわれる水ぶくれなどの症状がうつるようなことはないのです。虫刺されは感染症ではないので、人にうつるというようなことはないです。

ただし、刺された人の服に付着した棘が他の人に触れてしまい、刺されたときと同じような症状が出ることはありえます。イラガに限らず毛虫の毛は風で簡単に飛びますから、刺されたときと同症状が出てしまうのです。

注意しなければいけないのは、刺された人の洋服を洗濯する方法です。

洋服にイラガの棘が付着した状態で他の人の洋服と一緒に洗濯をすると、他の人の服に付着することになります。刺された人の洋服は単独で洗いましょう

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イラガに刺されないための予防法

イラガに刺されないためにはイラガの幼虫がいそうな木の近くに行かないようにすることでしょう。

直接刺されなくても風で棘が飛んできて症状があらわれることもありますし、葉っぱから落ちきて棘が刺さってしまうこともあります。イラガのいそうな木の近くで作業したり、子供を遊ばせたりする場合には、長袖長ズボンを着用するなど衣服にも気を使いましょう。

また自宅の近くにイラガがいそうな木が生えている場合は、洗濯物を室内に干すようにしましょう。風でイラガの棘が飛んできて、洗濯物に付着することを防げます。

お子さんがいるご家庭ではより注意してあげましょう。

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