さよならアカイエカ!発生源への対策と刺されない方法まとめ

さよならアカイエカ!発生源への対策と刺されない方法まとめ

アカイエカとは蚊の一種です。オーソドックスな蚊は黒色を想像しますが、このアカイエカは少し赤っぽいのが特徴です。日本全土に生息しており、特に屋内を好んでいます。また、特徴として、夜間に人が寝ている時に活発になる傾向があります。電気を消して、さあ寝よう!としたときに耳元を「プ~ン」という音が聞こえたら、その正体はほぼこのアカイエカだと思っていいでしょう。

また、活発になる時期は春と秋なのです。夏場に蚊に刺されやすいことはよく聞きますが、「もう大丈夫!」と油断してる時に刺してかゆくなる犯人はこのアカイエカです。逆に、暑すぎる夏場では行動力がなくなってしまいます。といっても、夏に全く活動しないわけではありませんが・・・。

アカイエカの生態と人体への害

蚊は人や動物の体温、分泌される代謝物のにおい、呼吸によって吐き出される二酸化炭素、そして汗を好んで近寄り、血を吸っていきます。その時に、蚊独自が持っている、血液を凝固するための役割をしている唾液を体内に注入することで腫れたりかゆくなったりといった「アレルギー反応」を起こします。

人だけでなく鶏や犬といった動物も大好物でとことん血を吸います。そのことから犬のフィラリアという感染の媒介となるので、注意が必要です。また、以前にこのアカイエカは「日本脳炎」を媒介することでも有名で、このアカイエカが原因で日本脳炎の発症事例も多く出ていました。

その吸血行動は実はメス特有の行動で、オスは花などの密を吸って生きています。メスは産卵のために、栄養を必要とするためにこのような人や動物の血を吸って生きていくのです。

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知っておくとちょっと安心!?アカイエカの天敵って?

アカイエカにとっての天敵を知っておくとちょっと安心するかも!?アカイエカにとって天敵は小鳥やトンボ、クモです。また、アカイエカの幼虫時代の天敵はヤゴやフナといった水の中で生息している昆虫、肉食性の魚類です。

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アカイエカの発生源への対策

アカイエカの発生源への対策は他の種類の蚊とさほど変わりはありません。また、蚊が産卵や孵化、繁殖に必要とする水分は少しで十分なため、完全絶滅させることは難しいです。しかし、しっかりと対策していくことで少しでも繁殖を抑えれると安心ですよね。

水場をなくす

上にも記載しましたが、蚊の産卵や孵化、繁殖には水分を必要とします。しかし少量の水分でも繁殖につながるため、タイヤの中やバケツに雨水がたまった状態を放置しておくだけでも、あっという間に繁殖してしまいます!こういった水がたまりやすい場所や物を放置しないことが重要です。

雑草をこまめに刈る

雑草が生えまくっている状態だと、雨が降ったら水分が留まりやすくなるうえに、蚊にとっては隠れ家状態になってしまうのでこまめに雑草を刈ることをおすすめします。

あえて水場をつくる!?

これはあえて水場をつくり、蚊にそこで産卵、孵化させてボウフラ(蚊の幼虫)が出現したら水を廃棄するという、トラップを仕掛ける方法です。ボウフラはメスの蚊を引き寄せるという不思議な誘引フェロモンを分泌させるため、ボウフラが出現すると、自然とメスの蚊もその場で産卵準備をしようと集まってきます。

そんな時に、いっきに水を廃棄すると一網打尽にできちゃうわけです!また、水を廃棄する場所にも注意が必要です!ドブや溝には捨てないように。そこには水分があるため、繁殖を促してしまいます。そのため、コンクリート状の道路にぶちまけるのがいいですね。

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アカイエカに刺されないための方法

どんなに対策をしていても、完全に全滅させることは難しいのが蚊なのです。もし、徹底的に対策をしていても蚊に刺されるかもしれない不安と戦うのはつらいものです。そこで、アカイエカに刺されないようにする方法をご紹介します。

まずはアカイエカの侵入を防ぐ

秋場でも暑い日が続くときは窓をあけて涼しくしたいですよね。そんな時は細かい網状の網戸をはっておきましょう。また、網戸は古くなっていると隙間があいていたり、破れていたりして、そこから侵入してくるのでチェックしておきましょう。

昔ながらの蚊取り線香

昔から多くの人に愛用され続けている蚊取り線香はやはり蚊を退治するのにもってこいのアイテムです。部屋に設置しておくと、部屋に侵入してきた蚊が蚊取り線香のせいでフワフワしはじめてから、後にポロっと落ちてしまうほど効果的なものです。

夜に外出するときは…

夜に外を出るときは、シャワーを浴びてから身体から分泌しているものを洗い流してから外出するよう、時間に余裕を持つといいですね。

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