毛穴の悩みを解消できる洗顔のやり方

毛穴の悩みを解消できる洗顔のやり方
毎日キレイに洗顔してるハズなのにプツプツと目立ってしまう毛穴の黒ずみやザラつき。中には、原因が正しいと思い込んでしまっている間違った洗顔ということもあるんです。ただ洗っているだけでは解消が難しい毛穴の悩みは、症状に合わせた洗顔料と正しい洗顔方法でスッキリと解消してしまいましょう。


毛穴トラブルの症状と原因

まずは主な毛穴のトラブルと原因について説明します。

1.毛穴が詰まっている

1つ目は、角栓が毛穴に詰まってしまっている状態。本来なら自然と排出されるものが、ターンオーバーの滞りにより毛穴に詰まったままになることがあります。白っぽい角栓で毛穴が塞がれてしまっていて、触るとザラつきがあるのも特徴です。

2.毛穴が黒ずんでいる

2つ目は、毛穴に詰まった角栓が汚れてしまっている状態。角栓ができるときに、汚れた空気と混じり合ったり酸化してしまうことで黒くなることが主な原因です。ポツポツと黒ずんだ毛穴になり、触るとザラつきを感じます。

3.毛穴が開いている

3つ目は、毛穴が大きく見えたり開いてしまっている状態です。肌が乾燥すると毛穴の伸縮性が落ちてしまうため、毛穴が開きやすくなります。また、過剰な手入れによるターンオーバー機能の低下により未熟なままの角質が露出してしまうことも、毛穴が開いたままになる原因の1つです。乾燥が原因の場合は触るとザラつきがあったり粉を吹いたように見え、過剰な手入れが原因の場合は次第に毛穴が大きくなっていくように感じられることがあります。

毛穴の悩みを解消できる洗顔のやり方

どんな洗顔料が良い?

毛穴トラブルの主な症状は前述の3つ。それぞれの毛穴の状態に合わせた洗顔料を選ぶことが、悩みを解消するためのファーストステップです。

毛穴の詰まり・黒ずみには

毛穴が詰まりやすくなり、それが慢性化してしまうと黒ずんだ毛穴になってしまいます。そのため、この2つの症状を解消するための洗顔料は選び方が同じです。

これらの原因となる角栓は、分泌された皮脂と角質によってできています。角栓を構成する成分の約7割は、角質によるタンパク質。つまり、タンパク質を分解する働きのある成分が含まれた洗顔料を選ぶと、毛穴詰まりや黒ずみ解消効果が期待できるということになります。

タンパク質を分解するのは「酵素」です。洗顔料に多く使われているのはパパイン酵素、プロテアーゼ、リパーゼなど。ドラッグストアで販売されている一般的な洗顔料にも、これらの酵素が含まれているものは増えています。

ただし洗浄成分が強く、毎日の洗顔に使うには不向きです。酵素が入った洗顔料は週1~2回のスペシャルケアとして利用して、普段遣いには保湿力の高いものを選ぶようにしましょう。

毛穴の開きには

開く主な原因の1つは肌の乾燥です。加齢による毛穴のたるみということも考えられますが、それも年齢による皮膚の潤いの減少が原因だという場合が多くみられます。そのため、洗顔料は保湿成分が含まれているものを選ぶのがオススメです。

保湿成分としてよく使われるのは、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン。その他にも天然由来成分であるアロエや豆乳など種類はメーカーにより様々です。乾燥肌の人は同時に敏感肌であることも多いので、固形石鹸ではなく優しい洗浄力のミルクタイプや泡タイプを使うと肌への負担が少なくなります。

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洗顔のやり方

自分の肌に合った洗顔料を選んだら、毛穴トラブルを解消できる正しい洗顔方法をマスターしましょう。

1.清潔な手で顔を軽く洗う
2.泡立てネットなどを使い、洗顔料をキメ細やかに泡立てる
3.泡を顔に乗せ、Tゾーンなどテカりが気になる部分だけを円を描くように優しく洗う
4.洗顔料が残らないように、しっかりとすすぎ流す
5.清潔なタオルで水気を取る

洗顔料を肌に乗せる時間が長すぎると肌の負担になるので、30秒を目安にして洗い流しましょう。熱いお湯を使ったりシャワーを直接顔に当てるのは、保湿成分が失われる原因になるため絶対にNGです。お風呂場で洗顔するときは、体を洗うときよりもお湯の温度を下げておくと良いでしょう。少し冷たく感じるくらいが、洗顔に適した水温です。

洗顔が終わったら、早めのスキンケアで肌をしっかりと保湿しましょう。

毛穴の悩みを解消できる洗顔のやり方

まとめ

正しい洗顔をすれば、洗い過ぎによるターンオーバーの乱れや保湿成分の不足といった、毛穴トラブルを防ぐことができます。紹介した洗い方を続けると、毛穴の開きも抑えられて角栓も溜まりにくくなるので、ニキビや肌荒れ予防にも繋がります。

たくさんのメリットがある正しい洗顔方法で、毛穴の悩みをスッキリと解消してしまいましょう。

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