主婦の仕事と言えば、家事です。家事といえば料理に掃除、洗濯などがあげられます。その家事の中の一つである、掃除(片付け)ができない主婦がいます。テレビなどで取り上げられることもあるので、もうみなさんご存知ですよね。
片付けられないだけで、離婚の危機を招くこともあり得ます。片付けられない主婦必見!どうして片づけられないのかをご紹介いたします。片付けられない女性の特徴や、それを脱するポイントなども併せてご紹介いたしますので、参考になさってください。
目次
そもそもなぜ片付けられないのか
どうして片付けられないのか、その理由をわかっていないことが多いです。そもそもこういった方には特徴的な癖・習慣が存在します。
・夕食後の後片付けをしない(なかなか洗わない)
・洗濯してもすぐに干さないでしばらく放置
・掃除は誰かが来る時にしかしない
・買い物をしてきて物をすぐに片付けない
・朝はなかなか起きずにギリギリまで寝る
・知り合いと会うと話しこむ(LINEをしだすと終わらない)
・朝からテレビやネット、新聞を長時間みる
こういった習慣がある方は、要注意です。
また、片付けられないのには、
・物を捨てられない
・何が必要で何が不要なのかがわからない(決められない)
・物をためこんでしまう
こういった心理的な要因も重なって、片付けられない主婦となっていってしまうのです。ここであげたことのどれかがあてはまるなら、それは要注意の黄信号です。
片付けられない女性の特徴
片付けられない女性には、ある特徴があります。
どんなものでも保管する
このタイプの女性は、どんなものでも「使うかもしれない」「何かに使えるかもしれない」と思って、とにかくどんなものでも保管するクセがあります。
・スーパーの袋
・包装紙
・リボン
・ショッピングバッグ
・空き瓶
・空き缶
確かに、スーパーの袋などは、ごみ袋代わりであったり、旅行の際にあると便利なのですが、必要以上の量になってしまっています。また、瓶や缶などはちょっとした収納になったり、花を飾る習慣もないのに「花瓶になる」と保管してしまいます。
もったいない精神
「物を粗末にしてはいけない」「もったいない」「まだ使える」良いいい方をすれば、「物を大切にしている」「エコ精神」といえますが、悪いいい方をすれば、捨てられないだけです。
誰がどうみてもその物自体の役割を果たしていないのに、それに気付けないので、どんどん物が蓄積されていくのです。
言い訳をする
このタイプの女性は、片付けられないことを人から注意された時、言い訳をします。
「この空間が落ち着く」
「どこに何があるか、きちんとわかっている」
「今度時間ができたら片付けるつもり」
というふうに、人から指摘を受けても、毎回こういった言い訳をします。
片付けそのものが苦痛
片付ける気がないわけではなく、何度もチャレンジはするものの、すぐに疲れてしまいます。片付け始めはいいのですが、すぐに集中力も途切れてしまい、片付けそのものを苦痛と感じるようになってしまいます。
無料や限定に弱い
無料の物は必ず大量に持って帰り保管します。たとえば
・歯ブラシ
・化粧品サンプル
・ホテルのアメニティ
などがあげられます。「いつか使うから」「無料だから」「もらわないと損」と聞こえはいいのですが、結局使わずどんどんたまってしまいます。
また、「限定」という言葉がついている商品に弱く、ついつい買ってしまい、使わずにしまいこんでしまいます。
片付けられない主婦を脱するポイント
片付けられない主婦を脱する為のポイント(方法)をいくつかご紹介いたします。
物を捨てる
どんな物も「使うかも」「いるかも」「役に立つかも」その「かも」とついている物に関しては、一旦捨ててしまいましょう。捨てても後悔しないものがほとんどです。それを大事に保管しておいても、間違いなくこの先使う出番がある可能性は極めて低いといえます。
物を増やさない
無料の物についつい手を出すのはやめましょう。手を出す前に、何に使うかよく考えて下さい。「使うかもしれないから」「タダだから」そういう気持ちでもらった物に関しては、ほぼ使いません。ずっとしまいこんだままになってしまいます。無料の物には手を出す前に、使い道をきちんと考えてからにしましょう。
また、限定品を目にしてしまった時も同じです。まずは同じような物を持っているかいないかどうかを考えます。その限定品を買うことで、何か一つ捨てられるものがあるのかどうかも考えて下さい。
限定品に心惹かれる気持ちはわかりますが、限定品を手に入れたという優越感だけで満足している方がほとんどです。物というのは、きちんと使ってあげないと価値もなくなり、その物自体が存在している意味もなくなります。購入する前に、よく考える時間を作りましょう。考えている間に売り切れてしまったら、その物とは、もともと縁がなく必要なかったということなのです。
一つ買ったら一つ捨てる
物があふれてしまうから片付けられなくなります。新しい物を一つ買ったら、今ある物の中から一つ捨てるようにします。新しい靴を一足買うなら、今ある靴の中から一足捨てる。そうすれば収納スペースを新たに増やす必要がありません。衣類や食器なども同様にすることで、物が増え、片付けられなくなるということを防ぐことができます。
捨て方を知る!
片付けられない主婦にありがちなのが、「捨て方がわからない」です。まずは物を3つに分類します。
・いらないもの(使わないもの・要らないもの)
・いるもの(必要な物・使うもの)
・いつか使うかもしれない(使うかどうかわからない)
いらないものは処分します。どちらかわからないなら、箱につめて1ヶ月保管してみます。1ヶ月間、全くその箱の物を使わなければ、それはこの先も使うことが無いので処分します。このやり方をマスターすれば、どんどんお部屋は片づいていきます。
収納場所を決定する
捨てる作業が一通り終わったら、それぞれの物の収納場所を決定します。一度決めたら、出したら必ずその位置に戻します。人間というものは、一度きれいに収納すると、それを乱したくないと思うようになります。
また、一度収納が完了したら、それ以上に収納を増やさないようにしましょう。片付けられるスペースが増えてしまうと、「まだスペースがあるから」と物が増える原因となってしまうので、注意してください。
1日の時間を割り振る
片付けや掃除などをついつい後回しにしてしまう習慣があるので、1日の家事の時間割を作ります。起床時刻から始まり、
・食器を洗う時刻
・ゴミ出し
・洗濯開始~終了(干す)までの時刻
・掃除
・テレビやネット、スマホの時間
・買い物の時間
自分の自由になる時間も入れて、全ての家事の時間を決めて、その通りに動いていきます。最初は面倒だなと思うかもしれませんが、1日やりきったあと、家の中をみてみると、家事も終わり、きれいな状態なはずです。時間を割り振ってこなしていくことで、家事もスムーズにこなし、お部屋もきれいに片づきます。
嫌いな事をラクにする方法を考える
・洗濯物を干すのがイヤ
・洗濯ものをたたむのがイヤ
・掃除がイヤ
・食器洗いがイヤ
・拭き掃除がイヤ
家事の中でも嫌いなことがあるのはよくあります。今は便利な時代です。嫌いな事をいかにラクに楽しくするかを考えてみます。
例えば、洗濯物を干すのがイヤなら、乾燥機能付き洗濯機に思い切って買い替える。そうすると干す手間が省けます。食器洗いも食洗器の利用がおすすめです。こう言ったものは、最初はコストがかかりますが、購入すると、俄然家事をラクにすることができます。
たたむのが嫌なら、かけられるものはすべてかけて収納して、たたむものを最小限にする、と言った方法もあります。
片付けられない主婦の卒業を目指しましょう!
片付けは一つのブームとなっています。ブームとなっているからこそ、ネットにたくさんの人が、簡単片付け方法を紹介してくれています。情報がたくさんある今だからこそ、片付けられない主婦を卒業するのも難しいことではないのです。
今回ご紹介させていただいた方法も参考にしていただいて、重い腰をあげてみませんか?ひどくなれば、離婚の危機にも発展しかねないことです。とにかくまずは、「捨てる物の仕分け」そこから始めてみて下さいね。