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ダニに刺された時の症状
ダニに刺されるとどんな症状になるかご存知でしょうか?なんかかゆいな…なんか赤いポツポツがあるな…それってもしかしたら「ダニ」のせいかもしれません!
ダニって一体どんな物体?
ダニとは体長は1mm以下のとても小さい虫で、種類はなんと全世界で約2万種と言われています。
しかも、ダニの生態はどこにでもいることが特徴です。低地から山のほう、湿地や乾燥地帯にもいます。さらに、土の中、植物、水の中、動物、私たちが普段生活している家の中、更には食品にまで存在するのです。このようにどこにでもいるのが「ダニ」の怖いところです。
ダニに刺されると…?
ダニに刺されると赤いポツポツがでてきます。1箇所のときもあれば、ポツポツと何箇所か刺されるケースがあります。最初はあまり目立たないですが、あまりの痒みでかいてしまうと、赤く腫れるのが特徴です。
そして症状として、もう一つ、かなり痒いことです。この痒みは1週間程度続くケースもあります。ダニは全身のどこでも刺すので注意が必要ですね。しかもやっかいなのが、蚊は肌が見えている部分を主に血を吸っていきますが、服を着ている部分が痒いな…と思ったときは「ダニ」であるケースが多いです。とてもやっかいです・・・。また、蚊は夕方や夜に活発になってくることが多いですが、ダニは「時間帯に関係ない」ことが特徴の一つです。
刺された時の治し方
ダニの痒みは1週間ほどの長い期間続くといわれていて、これがまたかなり辛い!刺されたときの治し方を知っていれば、少しは楽になれるかもしれませんね。身近でできるものもあるので、ダニに刺された際は実践してみてください。
とにかく薬を塗る
あまりの痒さにかきむしってしまう人も少なくないと思います。しかし、かきむしることでそこに傷ができてしまい、細菌が入ってしまいます。そうなると、跡が残ってしまったり、膿んでしまったりするので要注意です。かいてしまう前にステロイド軟膏を塗ることをオススメします。ステロイド軟こうはかゆみを抑える薬ですが、副作用が全くないわけではないため、皮膚科や病院で処方してもらいましょう。
熱をとる
蚊やダニ、ノミなどの虫さされによる赤く腫れる症状は、「熱を持っているから」なのです。その熱をとるために、清潔なタオルや保冷剤で刺された箇所を冷やすといいです。
跡が残らないために…
あまりの痒さに我慢できなくてかきむしってしまった後、そのかき傷が残ってしまうのは嫌ですよね。そのためには「保湿」をしっかりしましょう。赤く腫れる症状、すなわち熱を持っている状態は、肌は乾燥している状態なのです。そのため、顔のお手入れとあまり変わらず、乾燥肌に適用している「保湿ケア」をしてくことがポイントです。
ダニ刺されを予防する方法
痒みって相当辛い症状ですよね。そんな辛い思いをする前に、予防をしておけるものならしておくべきです。
まずはダニの発症をおさえることが大事です。ダニはどこにでもいると記載しましたが、特に気をつけていきたい点をお教えします。
ダニが繁殖しやすい環境になっていませんか?
ダニはとても小さく見つかりにくいことから、繁殖もしやすいのです。特に暖かい場所である室内は、ダニにとって都合のいい場所です。布団、ソファ、じゅうたんやカーペットなど、私たちにとってもとても居心地のいい場所にダニがいる危険性があります!
温度が高く、湿気が多いところは要注意
上記にも記載した、ダニが繁殖しやすい環境の特徴としてあげられるのが「暖かい場所」、そして「湿気が多いところ」なのです。そのため、梅雨~夏の時期にはさらに注意が必要ということになります。
では、冬の時期は安心してもいいのでしょうか?それは大きな間違いです。冬になると、私たちは暖房やストーブをつけて部屋をあたためますよね。ダニにとってもその環境はとても嬉しいことです。外にいるダニは冬の寒さで死滅することが多いですが、室内で繁殖しているダニはそうはいきません!
ダニにとってのエサ
ダニが繁殖するにあたって、もちろん「環境」のことだけではなく、ダニにとって「エサ」があることが重要です。ダニは一体どのようなものを「エサ」としているのでしょうか?それは、人のフケ、身体カス、カビ、ホコリ、食品カスです。
実践しておきたい!予防法
上記のことから、ダニを予防するにあたって「掃除」が大事だということがわかりますね。ダニにとっても「エサ」を作らない、すなわち、食品のカス、人のフケ、身体カス、ホコリ、カビをつくらない、放置しないことが大事です。コマメに掃除機をかけることが重要です。また、ダニにとって好都合な「環境」を作らないことも大事です。そのためには喚起をまめにすることです。温度が高く、湿気が多い室内環境になっていませんか?喚起をして、空気の入れ替えをすることが重要です!
また、布団、ソファ、じゅうたんやカーペットといった場所はダニにとって繁殖しやすいところであり、そういったものを「天日干し」することで、ダニの繁殖は抑えることができます。太陽の暖かさは、ダニにとって好都合な環境に思えますが、「乾燥している環境」なので、ダニにとっては不都合な環境なのです。さらに、太陽の紫外線は、ダニにとってもよくありません!普段、私たちの汗などを吸収している布団、ソファ、じゅうたんやカーペットを天気の良い日に干すことも大切ですよ。