乗り物にのってすぐよってしまう人や子供が乗り物に乗せることで酔ってしまい困っているというお母さんやお父さんは多いのではないでしょうか?乗り物酔いをしてしまうと外出するのも一苦労ですよね。
そんな方に是非試していただきたいのが今回ご紹介させていただく「乗り物酔いを予防する10の方法」と「乗り物酔いを解消してくれる方法」です。
乗り物酔いが予防出来るとお出かけも心配することなく楽しめるので、乗り物酔いで悩んでいる方には必見です。是非参考にしてみてくださいね。
乗り物酔いの原因は?
乗り物酔いは別名「動揺病」といわれるもので乗り物に乗って揺れることで起こります。
そんな乗り物酔いの原因として大きく関係しているのが平衡感覚を司っている三半規管と自律神経です。脳が目から入ってくる周りが変化する情報を処理仕切れないことでパニックを起こしてしまうことで自律神経が乱れて乗り物酔いが起こるのです。
また乗り物酔いは精神的な事が要因として起こることもあります。言い換えると「乗り物酔いしやすい」と自分自身で思い込んでいるとどうしても乗り物に乗るだけで酔ってしまうということです。ちなみに三半規管が弱かったり、臭いが原因で乗り物酔いになることもあります。
乗り物酔いの症状とは?
一般的に乗り物酔いは吐き気や冷や汗、思考力の低下などが主な症状です。乗り物酔いがひどくなると嘔吐の症状が出てきます。乗り物酔いは病院に行くほどのものではありませんが、苦痛を伴うものです。
乗り物酔いしやすい人の特徴
・平衡機能が発達していない3歳くらいまでの乳幼児は乗り物酔いしない
・平衡感覚が発達してくる小学生から中学生の子供達が乗り物酔いしやすい
・三半規管が未熟だったり、正常に機能できていない人は酔いやすい
乗り物酔いしやすいとされる乗り物とは?
船や電車、飛行機やバスといったものだけでなく、遊園地のコーヒーカップやジェットコースターなどでも酔ってしまうという人もいます。車に関しては運転している場合は酔わないけれど、助手席や後部座席に座るとよってしまうという方もいらっしゃいます。
乗り物酔いの予防法
乗り物酔いを防ぐには様々な方法があり、対策をすることで乗り物酔いを防ぐことが可能となっています。乗り物酔いを防ぐ10つの方法としては次の通りです。
・しっかりと睡眠をとってください。睡眠不足は絶対に厳禁
・締め付けの多い服は酔いやすくなるため、移動の際は締め付けの少ない服を着用
・「酔うかもしれない」という気持ちでいると酔いやすいため話をしたり音楽を聴く
・体に力が入っていると酔いやすくなるため乗る前に体操などをしてリラックス
・乗り物に乗ってからはできる限り遠くの景色を見るようにする
・車内の臭いで酔うこともあるためこまめに換気する
・空腹過ぎると悪影響なので、適度に食べ物を摂取しておく
・バスなどに乗る際は出来るだけ揺れの少ない前の方の席を選ぶ
・乗り物に乗る前には必ず「酔い止めの薬」を服用しておく
・乗り物に乗っている間はなるべく下を向かず背もたれに頭をつけて乗る
乗り物酔いしてしまった場合の解消法
・座席をリクライニングさせて楽な体勢になる
・窓を開けて換気し、冷たい風を車内に取り入れる
・ボタンを外したり、ベルトを外したりと着用している衣類をゆるめる
・内関という手のひらの付け根から指が約1.5本分の部分のツボを押す
・天柱といううなじの中央のくぼみから指3本分ずらした所にあるツボを押す
・氷をなめることで神経が冷やされて、副交感神経の働きが抑えられてましになる
今回ご紹介させていただいたように乗り物酔いは特に3歳以降の子供がなりやすいとされていますが、大人でも乗り物酔いしやすいという方は実際多くいらっしゃいます。そんな方には是非ご紹介した乗り物酔いを予防する10つの方法を乗り物にのる前に実践していただき、しっかりと予防していただくことをオススメいたします。
「乗り物に乗ると酔ってしまうから乗り物は避けてしまう」という生活は抜け出して、乗り物に慣れるところからはじめてみるのも良いのではないでしょうか?