食中毒予防のために知ろう!原因となる細菌とウイルスまとめ

食中毒予防のために知ろう!原因となる細菌とウイルスまとめ

 

毎年、梅雨の時期から夏場にかけてよく耳にするのが「食中毒」ですよね。食中毒は嘔吐や下痢といった症状のみの場合が多いのですが、実は食中毒が原因で死に至ってしまうということもある恐ろしいものなのです。

特に小さな子供やお年寄りといった免疫力や抵抗力が低下している人が食中毒になってしまうと重症になりやすいといわれています。

ただ食中毒は予防すれば防げるものが多いので食中毒が起こる原因や予防法についてご説明させていただきます。

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そもそも「食中毒」とは?

食中毒とは食べ物に混入してしまった細菌が毒素を生成し、それらの毒素を人間が摂取してしまうことで下痢や嘔吐、腹痛といった症状が現れる現象です。

また食中毒の原因となる細菌は、温かく多湿の状態を好むため、湿気が多くなる梅雨の時期や気温が高くなる夏場に多く発生してしまうのです。

ちなみに食べ物の賞味期限が切れていたり、腐っていたりしていると食中毒になると考える方もいらっしゃるのですが、実際は違います。いくら賞味期限切れで、状態が悪くても食中毒の原因となる細菌やウィルスといった微生物が食品についていなければ食中毒にならないのです。

それゆえ、状態が良い物でも微生物が食品についてしまっていたり侵入してしまっていた場合は食中毒となってしまいます。

そして、食中毒の原因となる食べ物に関しては見た目ではなにもわからないので食べる際に気づくのが難しくなにも気にせず食べてしまうのです。

食中毒予防のために知ろう!原因となる細菌とウイルスまとめ

 

食中毒の原因となる細菌とウイルスの種類

食中毒の原因となる菌の一例は下記の通りです。

1.サルモネラ菌

症状としては食後48時間以内に下痢や嘔吐、腹痛、発熱などを発症します。

加熱不足の肉や魚、卵などの料理が原因で食中毒を発生させます。調理をする際はどのような食材でもしっかり加熱することが大切です。小さな子供や高齢者は重症化しやすい菌なので注意が必要です。

2.カンピロバクター菌

食後7日以内に腹痛、筋肉痛、発熱、下痢、嘔吐の症状がでます。この菌に感染すると顔面や手足に麻痺が起きるともいわれている菌です。子供は食べ物からではなく、ペットからこの菌に感染することもあります。

3.ボツリヌス菌

食後36時間以内に嘔吐や下痢以外にものを飲み込みづらくなったり、呼吸がしにくくなる症状がでます。それゆえ、呼吸困難で死に至ることもある恐ろしい菌です。

乳児がこの菌に感染してしまうと乳児ボツリヌス症という病気になり、便秘になったり、おっぱいを吸う力が弱くなったりという症状がおこります。

4.腸炎ビブリオ

食後96時間以内に激しい腹痛や下痢の症状がでます。夏場に発生することが多く、刺身や生魚を切った包丁で切った野菜などが原因となることが多いです。

5.病原性大腸菌O157

潜伏期間が比較的長い食中毒菌です。症状としては激しい腹痛と下痢になるだけなく、場合によっては腎不全や血小板が減少する病にもつながるため、子供は最悪の場合死亡してしまうことがあるのです。

6.ノロウイルス

ノロウイルスはメディアなどでもよく取り上げられているので有名ですよね。このウイルスは食後1日もしくは2日で激しい下痢、腹痛などをおこします。

生のカキやノロウイルスによる食中毒になっている人の便や嘔吐物から感染することもあります。また空気感染もしてしまうものなので口から感染することもあるのです。

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「食中毒」になってから症状が出るまでの期間とは?

食中毒になった場合、原因となった食べ物を食べてから実際に身体に症状が出るまで潜伏期間があります。その期間は、原因の細菌や摂取してしまった細菌の量によって変わってきます。

加えて潜伏期間は食後30分から1週間と幅が広いのが特徴です。一般的に食品内毒素型といって食品の細菌による毒素が原因となる食中毒は症状が現れるまでの期間が短いです。

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食中毒になってしまったら?食中毒の対処法

1.水分補給をしっかりと行う

食中毒になると嘔吐や下痢を伴うため極度の脱水状態になります。脱水状態を悪化させないために水分補給が不可欠です。

また水分であれば何でもいいという訳でもなく、電解質を含んだスポーツ飲料が望ましいです。

2.市販薬を服用する

ひどい嘔吐や下痢でない場合は薬局で手に入る市販の下痢止め剤を服用することで症状が改善される場合があります。ただし、下痢止め剤も何でもいいという訳ではなく、症状に合った薬を飲まなければ効果は期待出来ません。

3.医療機関を受診する

嘔吐や下痢といった症状だけでなく、熱が出たり腹痛といった症状も伴う場合は何らかの病気も発症していることがあるため医療機関を受診するようにしましょう。

また子供が食中毒を起こしていると思われる場合は市販の下痢止め剤などは服用させず、病院に連れて行くようにしてください。

また下痢が長期間続いている場合や、便の色がいつもと違った色になった場合も内臓の疾患が考えられる為我慢せず、早めに受診するのが基本です。

食中毒予防のために知ろう!原因となる細菌とウイルスまとめ

 

食中毒の予防法

食中毒を予防する方法として一番大切なのは食品はしっかりと加熱するということです。生のお刺身やカキといったように生のものは菌が殺菌されないことが多くどうしても食中毒を引き起こす要因となってしまいます。

しかし、しっかりと加熱したからといって食中毒にならないという訳では決して無く、ブドウ球菌は加熱をしても殺菌されないのです。

よって、食中毒を防ぐためには食品を調理する際にはしっかりと手を洗うこと、また調理器具も殺菌作り置きする際は冷蔵庫で保管するということが大切です。

是非食中毒を防ぐためにも日頃から加熱、殺菌などの対策をするように気を付けましょう。

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