朝起きて鏡を見ると急におでこにニキビができていることがありますよね。少しテンションを下げてしまうこのニキビに一度は悩んだことがある女性は多いと思います。
そこでおでこニキビの予防法についてご紹介いたします。
大人ニキビは意外に厄介なものです。ニキビについて知識を持てば改善に役立ちます。是非ご覧ください。
目次
ニキビはなぜできるのか
まずはニキビのメカリズムを知りましょう。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴に詰まります。肌の常在菌であるアクネ菌がその汚れをエネルギーとして繁殖することにより肌が盛り上がりニキビとなります。
不規則な生活をおくることで睡眠不足になったりストレス・疲労を感じるとホルモンバランスが乱れます。それにより男性ホルモンの分泌が高まり、皮脂の分泌量が増加します。
また脂質・糖分の摂り過ぎやビタミン・ミネラル不足などのバランスの悪い食生活は肌のトラブルを招きます。
これらのことが要因となりニキビを作りやすい肌の状態を作ります。
おでこにニキビができる理由
おでこにニキビができやすい女性も少なくありません。ニキビはなぜおでこにできてしまうのでしょうか。
おでこにニキビのできる理由についてご紹介いたします。
前髪による刺激
おでこに前髪がかかると毛先が肌に触れて刺激になります。髪の毛は汚れやほこりがついていることが多く、髪によって刺激された肌は汚れが詰まったり、トラブルを招いて炎症を起こしたりとニキビの原因を作ります。
整髪剤・シャンプー・洗顔料などの洗い残し
整髪剤・シャンプー・洗顔料などの洗い残しが毛穴につまり汚れとなって、ニキビの原因となります。おでこの生え際やこめかみの洗い残しには注意が必要です。
皮脂の過剰分泌
おでこは顔の中でも皮脂の分泌量が多い部分です。その上に過剰な皮脂分泌が起こると発生しやすいのです。
予防するためのスキンケア
ニキビ予防には正しいケアを行うことが大切です。スキンケアとはつまり健康的な美しい肌を保つための洗顔や基礎化粧品を使用した肌の手入れを意味します。
ニキビに適切なケア用品を選び、皮膚を清潔にして肌のトラブルから守りましょう。
洗顔・クレンジングを正しく行う
毎日の洗顔やクレンジングを正しく行うことで肌が綺麗に保たれます。
人肌程度のぬるま湯を使用しましょう。熱いお湯は必要なうるおい成分まで流して肌を乾燥させてしまいます。
洗う時は肌に刺激がない様に優しく洗い、回数も朝と夜に1回ずつなど適度にします。過剰な洗顔は肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌が皮脂不足と間違えて皮脂の分泌を促してしまいます。
そして髪の生え際やこめかみのあたりに洗顔料やクレンジング剤が残らないように念入りにすすぎましょう。残った汚れは毛穴を詰まらせトラブルの元となります。
肌の保湿を大切にする
洗顔・クレンジングの後に肌をしっかりと保湿してあげることが大切です。
さらにニキビの有効成分配合の医薬部外品・薬用化粧水と表記のある基礎化粧品を使用することで予防効果が上がります。
肌に優しく馴染みやすい基礎化粧品を選択してお肌をケアしましょう。
油性のスキンケア用品は控える
過剰に皮脂が分泌されている状態の肌に油性のスキンケア用品は向いていません。さらにニキビができやすくなるからです。
ニキビができにくい成分を使った「ノンコメドジェニック」、油分不使用の「オイルフリー」を選びましょう。
またクレンジングもオイルよりクリーム・ミルクタイプがおすすめです。
予防するための生活習慣
食生活の改善
食生活が肌のトラブルに直結しています。脂肪分・糖分の多い食事や飲酒は控えましょう。
健康な肌に欠かせないたんぱく質やミネラル、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを意識してバランスよく食事に取り入れましょう。
1日に必要な水分をしっかり摂ることも大切です。水分をこまめに摂ることで利尿作用がよくなり、血液中の老廃物が排出されやすい効果があります。すると肌の新陳代謝が向上して良質な肌へ繋がります。
たっぷり睡眠をとる
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こします。それにより肌のトラブルが起きやすくなってしまいます。
規則正しく生活して睡眠時間を確保し、質の良い睡眠を心がけましょう。すると成長ホルモンの分泌が促進され肌の新陳代謝が活発化し、健康な肌を作り出してくれます。
おでこのニキビと正しく向き合おう
普段からスキンケアを欠かさず、正しくニキビに向き合うことでニキビを防ぐことができます。気持ちのいい朝を迎えるためにも、寝る前に肌をしっかりケアして、良質な睡眠をたっぷりと取りましょう。
毎日の積み重ねで肌の状態は変わります。ニキビを予防するためにも日々体と肌を大切にしてください。