「短冊」の5種類の色とそれぞれの意味

「短冊」の5種類の色とそれぞれの意味

夏になると楽しみになるイベントのひとつ「七夕」。ほとんどの人が幼少期から七夕をお祝いしています。日本ではとてもポピュラーで、知らない人がいないほどの有名な行事です。そんな七夕ですが、なぜお祝いをするのか、短冊の飾る理由や意味など実は具体的には知らないという人がとても多いです。今回は、そんな七夕について解説いたします。


七夕とは?

七夕の意味や由来をご存知でしょうか。七夕とは、古くから日本に伝わる星祭の日で「七夕の節句」のことをいいます。元々の由来は、皆さんご存知の「織姫さまと彦星さま」の話がきっかけとなり、七夕を祝うようになりました。「織姫さまと彦星さま」は、中国から伝わったお話です。

織姫さまと彦星さまのお話

お互い大好きな織姫さまと彦星さまは、仕事もせず二人で遊ぶようになり、それに怒った神様に天の川の端と端に引き離されてしまいます。二人とも悲しみ、たくさん泣きました。見かねた神様が二人に「仕事を毎日頑張れば、年に一度天の川に橋を架け二人を会わせる」と伝えます。二人は大変喜び、毎日仕事に精を出して年に一度の再会を7月7日にしているのです。

このようなお話が、七夕まつりの由来になりました。今でも日本では幼稚園や小学校で「織姫さまと彦星さま」を教えているところがたくさんあります。

「短冊」の5種類の色とそれぞれの意味

七夕飾りは7種類

七夕といえば、きれいでカラフルな飾りです。幼児期には、保育施設の製作で作ることも多く、子どもたちも楽しみにしています。そんな七夕飾りは7種類あります。

短冊

たくさんの願い事が書かれた短冊は、とてもきれいで夢があります。今は、将来の夢や上達したいこと、目標を書くことが多いです。昔は学力向上祈願として飾られていました。元は現代でいうメモ帳のようなものを、昔は短冊と呼んでいました。七夕変わりの短冊は、5色(赤・青・黄・白・紫)あります

吹き流し

織姫のように、織物が上手になるようにという願いを込めて作られた飾りです。織り糸の形が表現されています。

千羽鶴

今の時代はお見舞いで使われることも多い千羽鶴は、実は七夕飾りです。家族が健康で長生きするように、という願いが込められています。

屑籠

整理整頓や節約、住居をすっきりさせて過ごせるよう願いが込められています。現代でいうゴミ箱の形をした飾りです。他にも、天の川から落ちてくるお星さまを拾うという意味もあります。

投網

漁で使用する網に見立てたもので、大漁や豊作、仕事がうまくいきますようにという願いが込められています。

巾着

金運上昇や商売がうまくいくようにという願いが込められています。巾着は昔財布として使用されていたのが理由です。

紙子

和紙で作る着物の形をした飾りです。悪い事が起きると身代わりになってくれるという意味があります。

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短冊の色と意味

短冊は、厄払いや健康祈願をするために書かれるようになったと言われています。元は半年に一回書いていたものを、七夕に書くようになったのです。短冊には5色あり、それぞれにきちんと意味があります。

短冊は元々「五行説」の色にならって書かれていました。五行説とは、真面目に生きていくための五徳「仁・礼・信・義・智」のことを指します。そこから、元は「赤・青・黄・白・黒」でしたが紫が最上色といわれていたため、「赤・青・黄・白・紫」の五色になったのです。

何色の短冊にどんなことを書いたら良いのかをご紹介いたします。

青い短冊

青は、五徳の「仁」の色です。仁は、周囲への思いやりのことを指します。自分の願いというよりは、周りが幸せになれるような願い事を書くといいと言われています。

赤い短冊

赤は、五徳の「礼」の色です。礼は、常日頃自分に関わる人や環境への感謝のことを指します。ありがとうの気持ちを赤い短冊に込めて書くといいですね。

黄の短冊

黄は、五徳の「信」の色です。嘘をつかず、まっすぐで誠実にという意味が込められています。自分が目指していることや、努力して手に入れたいものなどを書くのがいいでしょう。

白の短冊

白は、五徳の「義」の色です。純粋で欲深くなく正しい心を持つようにという意味があります。誘惑に負けず、正しい生き方ができるようにという気持ちを込めて短冊を書きます。

紫の短冊

紫は、五徳でいう黒色の「智」をあらわしています。学力向上を願って書くことが多いです。スキルアップや新たな挑戦を始める時にも、願いを書くには適している短冊の色です。

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「短冊」の5種類の色とそれぞれの意味
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