一日の始まりの朝に顔がむくんでしまっていると、なんだか残念な気分になってしまいますよね。仕事やデートのとき、むくんでしまった顔を見られるのは少し抵抗感があるものです。
今回は、むくんでしまった顔をすっきりと小顔にする、むくみ解消方法をご紹介します。
目次
むくみの原因
顔がむくんでしまう主な原因は、大きく分けると2種類あります。
１．食生活
塩分・糖質・アルコールの摂り過ぎはむくみの原因となります。
体は塩分の濃度を一定に保つために、体内の塩分が増えると水分を溜めようとするので、それがむくみへと繋がります。塩辛いものを食べて喉が乾いてしまうのも、塩分を一定に保とうとする働きによるものです。
糖質は重要なエネルギー源である一方、取り過ぎると水分とともに体に蓄積されてしまいます。糖質は分解するためにビタミンB1が使われるのですが、ビタミンB1にはもう１つ、代謝や老廃物の排出を促す働きもあります。水分を溜め込み、それを排出する働きが弱まってしまうことが、むくみの原因となってしまうのです。
アルコールは利尿作用が高い飲み物です。水分を排出すると、体は足りなくなった分を補うためにより多くの水分を求めます。また、アルコールを分解するためにも水分が必要なので、更に水分を摂る＝過剰に摂りすぎた余分な水分がむくみを発生させます。
２．血行不良
冷えや新陳代謝の悪さが原因で血液・リンパの流れが悪くなるとむくんでしまうことがあります。これらの流れが悪くなると老廃物が排出されにくくなってしまい、たまった部分にむくみの症状があらわれてしまうのです。
即効で解消する方法
出かける前の短時間でもできる簡単なむくみ解消方法をご紹介します。
蒸しタオルでむくみ解消
水で濡らしタオルを絞ってからレンジで温めて、むくみが気になる部分を温めましょう。蒸すことで熱がより伝わりやすくなるので、血行が良くなってくるのが実感できます。温める目安は500Wのレンジで約一分。特に目立ちやすい目元には、更にホットアイマスクを使うのもオススメです。
ローラーでむくみ解消
顔専用のローラーや美顔器を使って顔や首をマッサージして、リンパの流れを良くしましょう。基本の使い方は「下から上に」「中から外に」の2点。マッサージで余分な水分や老廃物が流れるので、即効性が高めのむくみ解消方法です。
洗顔でむくみ解消
お湯と水を交互に使いながら洗顔します。やり方は、少し熱いお湯で顔を洗う→冷たい水で顔を洗う。あとはこれを何度か繰り返すだけです。新陳代謝やリンパが刺激されて老廃物が流れやすくなることが、即効性のあるむくみ解消に効果があります。
その他の方法も！
即効で解消する方法とは別に、少し時間をかけてむくみを解消する方法もあります。
お風呂でむくみ解消
シャワーではなく湯船に浸かって体を温めましょう。湯船に浸かるのは、血行が良くなるだけでなくリンパを流すのにも効果的です。湯船でゆっくりと体をマッサージして、むくみ解消効果を更に高めてみてください。
お湯の温度は38～40度くらいに調整してゆっくりと浸かるようにしましょう。お湯の温度が高すぎると交感神経が刺激されて血圧が上昇してしまいます。これにより血行が悪くなると逆にむくんでしまうことがあるので、お湯の温度は上げすぎないのがポイントです。
飲み物でむくみ解消
お茶にはデトックス効果のあるカリウムや亜鉛などが含まれています。緑茶やハトムギ茶は手軽に買うことができるので常備しておくのもオススメです。飲むときは温めて飲むと、血行が良くなるのでむくみ解消効果が上がります。お茶のカフェインが気になる妊娠中・妊活中の方はノンカフェインのルイボスティーや麦茶を選んでみてください。
治りにくいむくみには要注意！
顔がむくむというのは珍しいことではありません。ですが、なかなか解消されない、むしろ少しずつ悪化していると感じたらすぐに病院に行って医師の診察を受けましょう。むくみの原因は余分な水分が溜まっていたり塩分の摂り過ぎといったこと以外にも、病気に伴った症状だということもあります。
むくみを伴う代表的な病気は「甲状腺の機能低下」「腎機能の低下」など。この他にも様々な病気でむくみがあらわれることがあるので、症状が改善しない場合は適切な検査を受けることが大切です。
まとめ
飲みすぎた次の日に顔がむくむというのはよくあることです。むくみは年齢に伴い、自然にすっきりするまでに時間がかかるようになってきてしまいます。ご紹介した内容を参考に、まずは即効でできる手軽なむくみ解消方法を試してみてください。
