猫背には4つのタイプがあった!タイプを見極めて矯正する方法

猫背には4つのタイプがあった!タイプを見極めて矯正する方法

日本人に多いといわれている猫背。自分は猫背じゃないと思っていても、実はその姿勢が猫背かもしれないのです。
今回は、健康にも害を及ぼすことのある猫背を治すための矯正方法や対策についてご紹介しましょう。

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猫背とは?

姿勢が悪く背中が丸まり、まるで猫のように見えることから猫背といいますが、実は健康な状態の背骨は真っ直ぐではありません。
横から背骨を見ると、全体の形はS字状になっておりカーブを描いています。このカーブによって背骨は自由にしなることができ、外部からの衝撃を吸収し、頭を支えることができるのです。

しかしその健康な弯曲が強くなり、肩や頭だけが前に出てしまう状態になると、体中の筋肉や臓器に負担がかかるようになります。これが猫背です。しかし猫背には曲がっている場所によって違いがあり、また症状にも違いがあります。

猫背には4つのタイプがあった!タイプを見極めて矯正する方法

猫背による悪影響は様々

猫背はまずその見た目の悪さがあげられます。パソコンやスマホの画面を見ているときは、特に猫背になりやすい体勢です。

しかし猫背をそのまま放っておくと、体のあちこちに不調が現れます。S字の弯曲が伸びた状態になるため、腰痛や頭痛、肩こりだけでなく、内臓の不調、心肺機能の低下といった症状も引き起こします。
臓器に負担がかかる姿勢である猫背は、胃痛や消化不良を引き起こすだけでなく、呼吸が浅くなるといった症状も現れます。

さらに猫背で常に下を向いていると首に負担がかかり、自律神経が乱れることがあります。
特に首には太い血管や神経が集まっているため、猫背で負担がかかることにより、様々な病気を発症する原因ともなりかねないのです。
女性の場合は、自律神経の乱れによって、肌荒れや痩せにくい体質に変わるといったこともあります。

猫背が原因と考えられる病気には、自律神経失調症やうつ病、呼吸疾患や心臓病、逆流性食道炎や脳梗塞などがあげられます。
血管に負担をかけ続けることにより、血管が裂けやすくなることからも、こういった病気のリスクが高まるのです。

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猫背のタイプ

猫背のタイプは、背骨のどこが曲がっているかによって4種類に分けられます。
またそれによって現れる症状にも違いがあります。

首猫背

首だけが前に出ている状態の猫背で、ストレートネックともいわれます。
下を向いてタブレット・スマホなどを操作することの多い人によく見られます。

肩や首への負担が大きく、肩こりや首のコリから頭痛も生じます。また呼吸器に負担がかかり、息苦しく感じたり動悸が激しくなることもあるのです。

背中猫背

背中の中心が曲がっている、一般的に猫背といわれる姿勢ですね。
パソコン作業の多い人、デスクに向かうことの多い事務仕事をしている人に多い姿勢です。

前屈みの姿勢が続くため、内臓が圧迫され胸焼けや胃痛を引き起こします。また背中が張ることによる肩こりや頭痛もあります。

腰猫背

腰部分が曲がっている猫背です。あぐらをかくことが多い人や、デスクワークが多い人によく見られます。スウェイバック、胸下がりタイプとも呼ばれます。

腰回りに負担がかかるため、腰痛やヘルニアになりやすくなります。
また便秘や下痢など泌尿器の不調、生理周期の乱れなど生殖器にも影響があり、冷えやむくみの原因にもなります。

反り腰猫背

女性に多く見られる猫背です。腰が前に反っていて、お腹が突き出た姿勢になります。一見猫背には見えないため、隠れ猫背とも呼ばれています。
腹筋が弱く上半身を支えられないため、体を腰のあたりで反らしてバランスを取ろうとするため、なりがちです。またハイヒールを履いていることからなることもあります。

腰痛に悩まされるほか、肩こりや頭痛、下痢などの症状もあります。また体のラインが崩れるといった影響もあり、お腹だけが出ている、またヒップラインが下がるといったこともあります。

猫背には4つのタイプがあった!タイプを見極めて矯正する方法

猫背のタイプ別矯正法

猫背は毎日の生活やくせ、また体勢で筋肉が固まることから起きます。また、同じ姿勢をとり続けることで筋肉がその姿勢を覚えてしまい、筋肉の長さも変わってしまいます。
猫背を改善するには、固くなった筋肉をほぐして伸ばす必要があります。

首猫背のストレッチ

耳の下から鎖骨までの間にある胸鎖乳突筋を伸ばすストレッチをします。
この筋肉は、首を回したり倒すときに働く筋肉ですが、痛みやすいのでストレッチをして痛みを感じたらすぐにやめましょう。
首を上、下にゆっくり上げ下ろしをします。そして手で頭を支え、斜め上に伸ばします。最初は手を添えず、慣れてきたら手を添えて伸ばすようにします。

背中猫背のストレッチ

肋骨を広げる胸のストレッチをします。
肩を90度、ひじを90度に曲げ、壁にひじをあてて立ちます。その姿勢から、胸を前に突き出します。手の位置を上下や横にずらすことで、伸ばす筋肉が変わります。
同じ姿勢を20秒ほど続けてから、手の位置を変えてストレッチします。

腰猫背のストレッチ

腹筋のストレッチをおこないます。
うつ伏せになり、胸の横に両手をつきます。そのままひじを伸ばし、上半身を起こします。このとき胸を反らさないようにします。
息を吐きながらこの姿勢を20秒間キープし、またうつ伏せになります。これを1セットとして3回繰り返します。

反り腰猫背のストレッチ

股関節と背中のストレッチをおこないます。
片膝をつく姿勢をとります。背中を少し丸め、両手で立てているひざを押すようにしてももを伸ばします。この姿勢を20秒キープし左右2回ずつおこないます。
背中のストレッチは、四つん這いになり、背中を丸めて猫のようにポーズを取ります。背中を丸めながら息を吐き、吐ききったら元の姿勢に戻します。

猫背は4つのタイプに分かれますが、いくつかのタイプが組み合わさっていることも多いので、今回のストレッチをいくつか組み合わせておこなうのもおすすめですよ。

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猫背には4つのタイプがあった!タイプを見極めて矯正する方法