不眠や頭痛に効く「バイノーラルビート」の効果と聴き方

不眠や頭痛に効く「バイノーラルビート」の効果と聴き方

夜になっても寝付けなくて困るという「眠り」に関する悩みを抱えている現代人はとても多くなっています。その原因にはストレスが大きく関係していることは、特別な知識がなくても想像できます。

他にも、原因のわからない頭痛や肩こりなどの症状にも、ストレスによる自律神経の乱れが関係していると言われます。ストレスのない世界で生きることは、おそらく不可能なことですが、ストレスを感じにくい環境を整えることで、不眠や頭痛のような悩みの種も小さくなっていくことが期待できます。

簡単にストレスを感じにくい環境を整えることは難しそうですが、バイノーラルビートは脳や心の状態に働きかける音として、注目を集めています。ヒーリングの効果で脳を休めることで、心地よく眠りに導いたり、集中力を高めて作業効率をアぷさせたりする効果があると言われるバイノーラルビート。

その効果や利用の仕方についてご紹介します。

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「バイノーラルビート」とは?

バイノーラルビートというのは、ざっくりと言ってしまうと「両耳性うねり」です。そう言われてもピンときませんよね。簡単に説明すると、左右の耳にそれぞれ違う周波数の音を流します

すると、左右の違う周波数が脳に伝わると、そのうねりを、脳波が合わせようとするのです。それが脳に影響を与えて、ストレスを感じている脳をリラックスさせたり、脳の働きを高める効果があるのです。

リラクゼーションサロンなどで、小川のせせらぎや森の中の小鳥のさえずりなど、ヒーリング効果のある音楽を流していることがありますよね。耳に入ってくる音には、脳波に影響を与えます。激しいリズムの音楽の中にいると、興奮状態になったりするのも、耳から入る音の情報の影響です。

バイノーラルビートというのは、音が脳に伝わる時の「伝え方」によって、脳波をコントロールする作用があるという研究結果から、注目されているのです。

不眠や頭痛に効く「バイノーラルビート」の効果と聴き方

 

耳から伝わる周波と脳波

脳波の検査は、一般的な健康診断では行うことはないので、あまり計測した経験のある方はいないと思いますが、脳では、神経細胞から微弱な電流を放っています。その微弱な波長が脳波と呼ばれるものです。

アルファ波とかベータ波というのは、聞いたことがある方もいると思います。脳波を計測すると、脳がどういった状態になっているかがわかります。

アルファ波(α波)

14Hz〜8Hzまでの周波数はアルファ波の領域です。脳がリラックス状態であることを表しています。リラックス状態にあるということは、眠い時やぼーっとしている時と思われやすいのですが、アルファ波の状態は、じつはとても集中力が高まっている状態です。

例えば、難解な計算をしている学者や、いつもとは違うアイデアが生まれるような時には、覚醒の睡眠の中間くらいの脳の状態で、精神的に研ぎ澄まされているのです。

ベータ波(β波)

38Hz〜14Hzの周波数で、脳波が早くなっている状態がベータ波です。日常的に活動をしている時は、ベータ波の状態にあるのが普通です。ただ、脳波としては早い波動を出しているので、興奮状態に近い時やパニックになっている時、緊張している時などもベータ波なので、ストレスを感じている時は、ベータ波の状態ということを現しています。

シータ波(θ波)

8Hz〜4Hzの周波数で、いわゆる「潜在意識」で脳が機能している時のことを現しています。瞑想状態と言っても良いかもしれません。ほとんど考えることもなく、まどろんでいいるような状態が、シータ波です。意識してこの周波数の領域にできる人は、数少ないでしょう。

デルタ波(δ波)

4Hz〜0.5Hzの周波数の領域にあり、ほぼ無意識の状態です。睡眠中で深い眠りの状態の時が、このデルタ波の脳波になります。

脳波が全くのゼロになるというのは、脳死状態になってしまうので、脳から周波数を全く発生させないことはありません。

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バイノーラルビートの効果

バイノーラルビートは、その時に適した脳波にするために、脳の周波数を音でコントロールするという方法です。例えば、眠りたいのに、頭の中で色々なことを考えてしまう時や、逆に脳を活発にして、作業をサクサクと進めたい時など、上手く脳波の方がついてこないと、上手くいきません。

そこで、左右の耳から、それぞれ違う周波数の音を伝えることで効果が得られるのです。ただ、左右の耳から違う周波数を伝えないと、バイノーラルビートとしての効果が得られないので、ヘッドホンや左右につけるイヤホンを使う必要があります。

不眠や頭痛に効く「バイノーラルビート」の効果と聴き方

 

バイノーラルビートの聴き方と注意点

バイノーラルビートの音源は、youtubeで検索してみると、沢山見つかります。無料で聴けるのですから、興味のある方は試してみると良いでしょう。バイノーラルビートでα波、θ波など、Hz別に試してみてはいかがでしょう。

聴き方のポイントは、大きな音量で聴かないことです。音は波長で伝わるものです。脳にかすかに伝わる程度で良いのですよ。大きな音では、逆に脳に刺激を与えることになってしまうのです。

そして、もしも頭痛を起こしたり、疲労を感じるようなら、すぐに中止することです。脳波をコントロールするために、うねりによって周波数を合せるので、上手く合わせられないと脳が疲労してしまいます。自分には合わないと感じたら、ムリに続けることはありません。

リラックスさせたり、集中力を高める効果のある一つの手段なので、誰にでも効果があるというわけではないということを理解しておきましょう。

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