紫外線を浴びたら湿疹が。「日光湿疹」の症状と予防法

紫外線を浴びたら湿疹が。「日光湿疹」の症状と予防法
いつも紫外線対策はしっかりとしているはずなのに、日焼けしてしまった場所に湿疹などがでてきた。それは「日光湿疹」と呼ばれている皮膚炎かもしれません。まだ知らない方も多いかもしれませんが、この皮膚の疾患でお悩みの方はたくさんいます。

この皮膚疾患について、いったいどんなものなのか詳しくご紹介いたします。日光湿疹の特徴的な症状や、予防するにはどうすればいいのかなども併せてご紹介いたします。


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「日光湿疹(日光皮膚炎)」とは?

名前をみてみるとなんとなく想像がつくかもしれません。日光にあたると日焼けをしてしまいますが、その日焼けした所に湿疹などが出る皮膚炎のことです。

紫外線アレルギーと呼ばれる事もあるので、こちらの名前の方がみなさん良くご存知かもしれませんね。

お肌が日光をあびることで、過敏に反応してしまって、湿疹(蕁麻疹)やみずぶくれといった、アレルギー症状が出てしまうものです。

そもそも紫外線には3種類あります。

A波:お肌を黒くする働きがあり、しわや老化を進行させてしまいます。

B波:お肌を赤く炎症させるもので、しみやそばかすを発生させてしまいます。

C波:A・Bよりも強力ですが、オゾン層で吸収されているので、私たちの所までは届きません。ただ、今後はこのC波が私たちに何らかの影響を及ぼす可能性はあります。

この湿疹(皮膚炎)を起こす原因は、紫外線B波になります。一度発症してしまうと、完治するのはとても難しく、誰にでもなる可能性があるものです。その点は、花粉症と同じと考えていただくとよいでしょう。

紫外線を浴びたら湿疹が。「日光湿疹」の症状と予防法

日光湿疹の症状

この皮膚炎の主な皮膚に現れる症状としては、

・発疹(水ぶくれやじんましん)
・赤みをおびた腫れ
・痒み
・かぶれ

などになります。主に日光を浴びて日焼けをした箇所に、こういった症状がでてしまいます。

その他に現れる症状としては、

・頭痛
・発熱
・気持ちが悪くなる
・目の充血
・涙
・目に何か入っているような感じがする

といった物があげられます。皮膚だけでなく、目や体にも様々な症状がでてきてしまうのです。

ただ、症状は人によって違いがあります。日光湿疹になると、この症状全てが現れるわけではありません。

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日光湿疹の予防法

紫外線カット

紫外線を徹底的に予防することが必要です。外出時には、日焼け止めをしっかりと塗り、長袖などを着用して、肌の露出を控えます。さらに日傘や帽子、サングラスなども使用するのが効果的です。

日焼け止めクリームは、こまめに塗るようにしてください。また、成分の「紫外線吸収剤」がお肌に負担となるため、不使用の物(ノンケミカル)がおすすめです。

紫外線が強い時間の外出を控える

10~14時の間は、1日の中で一番紫外線が強い時間帯になっています。この時間帯は、なるべく外出を控えるようにしましょう。

万が一外出しないといけない場合は、しっかりとした対策をするようにしてください。外出先での日焼け止めクリームの塗り直しも必要ですので、携帯することをおすすめします。

生活習慣の見直し

日光湿疹を予防するには、免疫力を高めておく必要があります。その為に必要なのが、まず食事です。栄養バランスがととのった食生活は基本です。その上で抗酸化作用のある「ビタミンC」「ビタミンE」「β-カロテン」を含む食材を積極的に摂るようにしてください。

次に必要なのが、質の良い睡眠です。成長ホルモンの分泌が一番活発になるゴールデンタイム(22~2時)の間の睡眠は重要です。何かと忙しい方は睡眠時間を削りがちですが、それが免疫力低下を招くので注意しましょう。

ストレスをためない

ストレスがたまると免疫力も落ちてしまいます。ストレス社会といわれていますが、溜め込まずに、自分なりのリフレッシュ方法をみつけて、しっかりと気分転換するようにしてください。

ストレスはいろんな病気を引き起こす要因ともなります。免疫力アップには、ストレス解消は必須だと思っておいてください。

紫外線を浴びたら湿疹が。「日光湿疹」の症状と予防法

日光湿疹の治療方法にはどんなものがあるの?

症状がそれほど重くない時、まずは日焼けしてしまった部分を冷やして、炎症部分の熱をとってあげることが大切です。その後は炎症を抑える為のお薬を塗りましょう。

市販のものなら、

・フルコートf(腫れや赤み、痒みを抑える。傷の化膿を防いでくれます。)

・テラ・コートリル(化膿を伴う湿疹や皮膚炎に。)

・ロコダイン軟膏(湿疹・皮膚炎・かぶれに。)

などがあります。これらの市販薬を使ってみるのも一つの方法です。

ただし、5日程度使ってみても改善されない場合は、早めに皮膚科を受診するようにしてください。また、薬による副作用などが出ることもありますので、使用前に医師に相談することをおすすめします。

日光湿疹(日光皮膚炎)は、予防することで発症を防ぐことができます。特定の方に現れるものではなく、誰にでも可能性のある皮膚炎です。いつも紫外線対策をしているから大丈夫と思っている方も、今一度その対策を見直してみましょう。

日焼け止めはこまめに塗っていますか?夏場、露出の多い服装をしていませんか?冬場だからと紫外線対策を怠っていませんか?

紫外線は、1年中ずっと毎日降り注いでいます。曇りの日はお日さまもでていないし大丈夫と思っていませんか?曇っていても、紫外線は降り注いでいます。
毎日しっかり外出時も、家の中にいる時も、いつも紫外線を意識して生活するようにしてくださいね。

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