筋肉むっちむちのししゃも脚だったり、くびれのない寸胴なふくらはぎなど、ふくらはぎの悩みって多いですね。食事制限でふくらはぎを細くするのは難しいですし、運動や筋トレをすると、筋肉質なふくらはぎになってしまいます。多くの女性が憧れているのはモデルさんみたいなすらっとしたふくらはぎなので、余計な筋肉はつけたくありませんね。難しいといわれているふくらはぎ痩せは、マッサージをしたり、ストレッチをするのが効果的。今回はふくらはぎ痩せの効果的なやり方をご紹介したいと思います。
目次
ふくらはぎが太ってしまう原因
ふくらはぎが太いと足全体が太く見えるってご存知でしょうか?
最近ではミモレ丈のスカートも人気があるので、ふくらはぎが太いときれいに着こなせません。
「ふくらはぎを細く!」と考える女性は多いですが、どうしてふくらはぎは太くなってしまうのでしょうか。
ふくらはぎは食生活や生活習慣など、様々な要因で太くなってしまいます。
筋肉が原因
ふくらはぎの筋肉をよく使い、筋肉が発達することで太くなります。
運動をしている方なら心当たりがあると思いますが、運動を特にしていなくても筋肉太りになる方もいます。
「歩く速度が速い」「普段からヒールの高い靴を履く」「自転車のギアが重め」「若い頃運動をしていて今はしていない」など、該当しているものはありませんか?
ふくらはぎの筋肉をよく使う生活習慣が、筋肉でどっしりしたふくらはぎを作り出します。
脂肪やセルライトが原因
食生活でカロリーオーバーだと、ふくらはぎにも脂肪がついてしまいます。
その脂肪は老廃物と混じりあってセルライトを作り出すのです。
セルライトがついてしまうと落とすのは厄介です。
脂肪やセルライトがつきやすいのは、甘いものや脂っこいものが多い食生活や運動不足の方に多いです。
ふくらはぎにセルライトがついているかどうかは、ふくらはぎを指でつまんでみるとよくわかります。
つまんだところがボコボコしていれば、セルライトがしっかりついているという証拠です。
むくみが原因
足のむくみが気になっている女性は多いですね。
足がむくむ原因は、ポンプ機能が正常に機能していないからです。
「立ち仕事」「冷え性」「水分の摂取が多すぎるか少なすぎるか」「冷たいものが好き」という方はむくみやすいので注意しましょう。
むくみを放置してしまうとセルライトへと変化してしまうので、その前に解消しましょう。
効果的なマッサージ方法
太いふくらはぎを細くするには、マッサージが効果的です。
中でもリンパマッサージでリンパの流れを改善するとよいでしょう。
マッサージのやり方
1.床に座って片方の膝を曲げる
2.足首から膝に向かい、両手でなでるように行う
3.膝の皿の下まで来たら、膝裏のリンパ節へ流す
これを左右それぞれ5回行いましょう。
4.足首から膝まで、すねの骨を挟むように両手の親指を少しずつ位置をずらしながら押す
5.足首から膝まで両手でなであげ、膝裏のリンパ節を優しく押して刺激する
マッサージのポイントは、決して力を入れないことです。
リンパは皮膚のすぐ下、2~3mmのところを流れています。
力を入れると逆効果になります。
入浴後、体が温まっているときに行うとなおよいでしょう。
効果的なストレッチ方法
ストレッチはエクササイズとは違い、体を伸ばしほぐすことで、筋肉を緊張状態から解放します。
ストレッチで筋肉を伸ばしてあげると血流やリンパの流れを良くする効果が期待できます。
マッサージと組み合わせて、即効性のあるストレッチをご紹介していきます。
ストレッチ1
1.椅子に座って両足を揃える
2.足の指をグーとパーを繰り返す
仕事中でも簡単にできるストレッチですが、むくみ解消に効果的です。
ストレッチ2
1.床に足を伸ばして座り、両膝を揃える
2.足の指を手前に反らし、10秒キープする
3.10秒たったら元の位置に戻す
これを5回繰り返しましょう。
ストレッチ3
1.両足を揃えて立つ
2.つま先立ちを繰り返す
仕事中や通勤途中などにできるストレッチです。
隙間時間を見つけて行いましょう。
体の内側からもふくらはぎに働きかける
マッサージやストレッチだけでも効果があるのですが、体の内側からもふくらはぎケアを行いましょう。
ふくらはぎを細くするために、避けたいもの、積極的に摂取したいものがあります。
まず、避けたいものとしては「塩分」「カフェイン」「糖分」です。
塩分や糖分はむくみの原因となり、摂り過ぎると健康にもよくありませんね。
カフェインも利尿作用があるので、体から出ていく水分が多くなり、それを防ぐために体が水分をため込んでしまうのです。
逆に積極的に摂取したいものは「カリウム」です。
カリウムは体内の水分と塩分を適度な量に調節する働きがあります。
カリウムが多く含まれる食品は、ニラ、里芋、サツマイモ、大豆、かぼちゃ、きゅうりなどです。
これらの食材を積極的に使って、体の内側外側と両方からのアプローチで、理想のふくらはぎを手に入れましょう。