男性からバラの花束を贈られた経験はあるでしょうか?以前は女性に花束をプレゼントするのは恥ずかしいと考える男性が多かったのですが、最近ではそのような考えも薄れてきたのか、女性へのプレゼントに花束を選ぶ男性が増えています。
女性がもらって嬉しい花束の代表がバラですね。しかも映画やドラマの世界で見られる100本のバラの花束をもらえば、一生の思い出になりますね。ところでバラの本数にはちゃんと意味があることご存知でしたか?バラの本数による意味の違いなどをご紹介していきます。
バラの本数と意味
男性からもらってうれしいバラの花束。
たくさんの本数の花束はとても豪華で素敵ですね。
バラには本数ごとにちゃんと意味があって、単に「100本あれば豪華に見えるから」というわけではないようです。
バラには1本~1,000本を超えるに至るまでそれぞれの本数に意味があります。1~1,000本までの意味となるとかなり膨大な量になりますから、中でも代表的なものを抜粋してご紹介していきます。
・1本→あなただけ
・3本→I LOVE YOU
・11本→最愛
・18本→誠意のある告白
・21本→真実の愛
・40本→死ぬまで変わらない愛
・100本→100%の愛
・108本→プロポーズ
・144本→何度生まれ変わってもあなたを愛する
・1,001本→永遠に
他にも本数により、いろいろな意味があるのですが、バラには好きな人や恋人向けた意味だけではなく、両親や友人などに対して贈るのに向いている本数まであります。
贈りたい人への意味を込めて本数が選ばれるのですね。
欧米では誕生日に12本のバラの花束を贈られると幸せになれるといったジンクスも。
色にも意味がある!
バラには本数だけでなく色にもそれぞれの意味が存在しています。
バラといえば赤のイメージが強いですが、それ以外にもピンクや白、黄色、オレンジ、紫、斑点などさまざまな色のバラが存在しています。最近では青いバラも開発されましたね。
ではお花屋さんでよく見かける色の意味を見ていきましょう。
・赤→情熱、貴方を愛する
・白→純潔、清純
・ピンク→かわいい人、温かい心
・黄色→愛の告白、平和、献身、友情
・オレンジ→信頼、絆、健やか
・紫→気品、尊敬
バラの花束を贈る場合には自分の気持ちが伝わるよう、本数だけではなく色にまで気を配りたいですね。
100本買うといくらになる?
バラは他の花と比べるとお値段は高めです。
生産地や種類によって値段に幅があるのですが、安いものであれば1本あたり50~150円程度、高いものになると1本200~500円ほどします。また、シーズンによりバラの値段は変動しています。
年末や3~4月などの花束を贈るシーズンには高くなります。
単純計算するとバラ100本は5,000~50,000円程度になりますが、ずいぶん差があることがわかりますね。
シーンごとのバラの選び方
バラの花束を贈るなら、シーンに合わせて本数や色を意識したいものですね。
プロポーズ
相手にとっても貴方にとっても大きなイベントである、プロポーズをするときの定番といえばバラですよね。ドラマや映画などでも見かけることもしばしばです。
プロポーズでバラの花束を贈るなら、赤いバラを108本用意するのがベストです。見た目もゴージャスで贈られた女性の感動も大きいでしょう。ただし、108本のバラの花束となると重さも10kgほどになりますから、贈る方も贈られる方もかなり大変な思いをするでしょう。
そうであれば108本でなく、11本や44本もプロポーズにぴったり合う意味を持っていますから、本数を減らしてみるのも良いでしょう。
赤いバラはプロポーズ以外にも恋人へのプレゼントとしてもピッタリです。
送別会
職場の送別会などで花束を職場の人へ贈る機会は多々ありますが、そんなときにおすすめしたいのがピンクのバラです。ピンクのバラは主に女性向けとして最適なバラで、年齢に関係なく贈れます。
本数は、「あなたに出会えて嬉しい」という意味をもつ5本や、「永遠の友情」の意味の15本がふさわしいでしょう。カスミソウをプラスして華やかさを出しましょう。
お見舞い
お見舞いも花束を持っていくことが多いシーンのひとつではないでしょうか。
お見舞い時におすすめなのはオレンジのバラです。オレンジのバラには健やかという意味が含まれていますし、オレンジ色には人を元気づける効果があるのでピッタリでしょう。
本数が多くなると香りが強くなりすぎて食欲が落ちてしまうことも考えられますから、あまり大きな花束にならないように気をつけてくださいね。
父の日
母の日に贈る花として一般的なのはカーネーションですが、父の日に贈る花はあまり知られていません。
父の日のイメージカラーは、幸福をあらわす黄色であることはご存知ですか?母の日ほどメジャーではありませんが、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」があり、黄色を父の日のイメージカラーとしているのです。
その甲斐あって、徐々にではありますが父の日には黄色いバラを贈ることが定着してきています。
黄色いバラは献身という意味をもっているので、家族のために献身的にがんばって働いてくれているお父さんに対して、日ごろの感謝の気持ちを込め、黄色いバラを贈ってみませんか。
バラはプロポーズだけでなく、相手や贈るシーンにより、ピッタリな本数や色があるという部分がおもしろく、選びがいがあって良いですね。