体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法

体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法

本態性高血圧は生活習慣などが原因で引き起こされる症状です。今回は本態性高血圧について原因や予防法をご紹介いたします。

広告

「本態性高血圧」とはどのような状態か

高血圧の人のうち、約95%が「本態性高血圧」であると言われています。本態性高血圧はどのようなものなのでしょうか。

高血圧とは?

高血圧は健康に良くないということは知っていても、具体的にどのような状態が高血圧なのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
高血圧の定義を確認しておきましょう。

血圧とは血液が流れる際に血管にかけられる圧力です。 「高血圧」の診断基準は最高血圧が140Hg以上、もしくは最低血圧が90Hg以上の状態であり、日本では1,000万人以上が高血圧患者です。

本態性高血圧と二次性高血圧

高血圧は「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類に分けられます。

二次性高血圧は明確な原因があることが特徴。糖尿病などの病気によって血圧が高い人は二次性高血圧と診断されます。他方、病気という明確な理由がないのにもかかわらず、血圧が高くなる症状は本態性高血圧です。

高血圧の人のうちおよそ95%が本態性高血圧と診断されています。

体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法

本態性高血圧が引き起こす病気

高血圧には特定の症状はありません。通常は健康診断やほかの病気の治療で病院を訪れた際に高血圧に気づくことが多いです。

その一方で血管に負担をかける高血圧は健康上、望ましくありません。長期間血管に高い圧力をかけると血管が傷つけられて老化します。

その結果として起こるのが動脈硬化です。動脈硬化は名前のとおり、動脈が硬くなったり、弾力性がなくなったりした状態で、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気につながることも。

高血圧を早期に発見するにも定期的な健康診断を受け、血圧を測定する習慣を身に着けることが重要です。

広告

本態性高血圧の原因

本態性高血圧は特定の病気が原因ではありません。しかしながら、生活習慣と遺伝は本態性高血圧に大きく関係しているといえます。

本態性高血圧を引き起こす原因を7つご紹介いたします。

肥満

肥満になると酸素の消費量が増加します。酸素は血液によって体中に運ばれるため、酸素の消費量が増えると循環血液量も増加し、心臓が血液を送り出す際に必要な圧力も高くなります。

また、肥満になると自律神経の一つである交感神経が緊張し、血管が収縮して血圧も上がります。さらに、肥満でインスリン抵抗性が高められて糖の代謝が正常に行われず、血液量が増えて血圧が高められる恐れもあります。

過度の飲酒

過度な飲酒も高血圧につながると考えられています。特にお酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人や脈が速くなる人は注意が必要です。

喫煙

喫煙に含まれるニコチンや一酸化炭素は血圧を高めます。さらに喫煙すると交感神経も刺激されて血圧が上昇します。

受動喫煙にも注意しなければなりません。家族が煙草を吸う場合は血圧のチェックを欠かさないようにしましょう。

ストレス

季節の移り変わりや疲労、人間関係の悩みなどでストレスを感じると交感神経が緊張状態になります。不安で心拍数が増えていると感じる人は特に注意してください。

塩分の取りすぎ

塩分の過剰摂取も高血圧の原因です。食事などで塩分をとりすぎると塩分の濃度を下げるために血液中の水分量が増加します。水分量が増加すれば循環血液量も増えて血管にかかる圧力も高まります。

カリウムの不足

カリウムには余分な塩分を排出して血圧を下げる働きがあります。カリウムが不足すると塩分を排出できず、血圧が下がりません。

遺伝

本態性高血圧には遺伝も関係しています。両親ともに高血圧なら、子どもも高血圧になる確率が高くなります。

遺伝は高血圧の原因の一つですが、遺伝のみで血圧が上がるのではありません。生活習慣の乱れと遺伝が組み合わさって高血圧になると考えられています。

体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法

本態性高血圧の予防法

生活習慣が原因である本態性高血圧は日常生活を見直すことで予防できます。本態性高血圧の予防方法を確認しましょう。

暴飲暴食を控える

食べすぎは塩分の過剰摂取や肥満につながります。間食は控えて、適切な量の食事を心がけましょう。野菜や果物などミネラルが含まれた食材や、血管を強くするタンパク質やカルシウムを多く含んだ食材を取り入れることも重要です。

過度な飲酒も控えましょう。体質を考えてお酒の量を決めてくださいね。

塩分を減らす

塩分の過剰摂取は高血圧の原因です。1日の塩分摂取量は7〜10gに止めておきましょう。味噌汁やお漬物にはたくさん塩分が使われているため、毎日食べる人は薄味を心がけるなど工夫が必要です。

適度な運動を心がける

運動は肥満の予防やストレスの発散に効果があるため、適度な運動を習慣づけましょう。血圧が高めの人は筋トレなどの無酸素運動は避けて、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を行うことをおすすめします。

禁煙する

煙草は高血圧のほかにも多くの病気の原因です。できるかぎり禁煙を心がけましょう。禁煙が難しい場合は専門のクリニックに通うという手段もありますよ。

体重をコントロールする

肥満の定義はBMI25以上です。BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められるため、一度自分のBMIを確認してみてください。肥満の人は適度な運動や食事制限で無理なく体重を減らしてくださいね。

ストレスを発散する

高血圧の予防にはストレスの発散も有効です。日ごろストレスを溜めこみやすい人は早めに気分転換したり、休んだりできる環境を整えましょう。趣味を見つけるのも良いですね。

体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法

体からのSOSを見逃さないようにしよう

本態性高血圧は生活習慣とかかわる症状です。高血圧につながる生活習慣は避けて、日ごろから血圧のチェックを心がけましょう。

高血圧は体からのSOSサインの一つであるとも考えられます。日々の血圧測定などで血圧が高いと感じたら、症状が深刻化する前にできるだけ早く医師の診察を受けてくださいね。

広告
体からのSOSのサイン!「本態性高血圧」の7つの原因と予防法