びっくりするほど鼻血が出たときは、高血圧を疑おう

びっくりするほど鼻血が出たときは、高血圧を疑おう

誰でもよくある鼻血。のぼせたり直接爪などで傷をつけてしまったり、チョコレートやピーナッツを食べ過ぎたときにも出るなんて言われていますが、ほとんどの場合はすぐに止まり心配のいらない鼻血です。しかし、びっくりするくらい大量に鼻血が出てしまったら怖くなってしまいますよね。その出血はもしかしたら高血圧が関係しているかもしれません。そこで今回は鼻血と高血圧の関係をご紹介しましょう。

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鼻血の原因

鼻血が出ると、「チョコレートやピーナッツの食べ過ぎでは?」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、鼻血とチョコレートの医学的な関係性は認められていません。けれどもチョコレートに含まれるカフェインが血管を収縮させ血圧を上昇させるため、摂りすぎると鼻血が出てしまう可能性はあるでしょう。

チョコレートに限らずカフェインが含まれているコーヒーや紅茶でも同じです。

どんなものであっても「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で良くないのですが、チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれており、これには高血圧を改善する効果が期待できるため、適量摂取がおすすめです。

鼻血が出る主な原因は、「鼻のかみ過ぎ」や「いじりすぎ」「のぼせ」「高血圧」「病気」があげられます。

鼻のかみ過ぎ

鼻をかみ過ぎると鼻の粘膜が弱くなるため、鼻をかんだ刺激で毛細血管が破れて出血することがあります。特に鼻風邪をひいていたり、アレルギー性鼻炎や花粉症などで頻繁に鼻をかむ場合は鼻血も出やすくなってしまいます。

いじりすぎ

比較的子供に多いのが鼻をいじりすぎることによる鼻血です。爪で粘膜を傷つけ出血します。アレルギー性鼻炎があればかゆみなどもあるため、寝ている間に無意識にいじってしまうことも多く、朝起きたら枕に血がついているということも珍しくありません。

のぼせ・高血圧

長時間熱いお風呂に浸かったり、お酒を飲んだりすると一時的に血圧は上昇します。血圧の上昇は血を破れやすくするので鼻血が出やすくなるのです。

高血圧の方も「のぼせ」と同じく血管が破れやすい状態にあるため、鼻血が出やすくなります。

病気

高血圧以外にもがんや白血病などでも鼻血が出やすいのです。

びっくりするほど鼻血が出たときは、高血圧を疑おう

高血圧の鼻血の特徴

鼻血の原因は様々ありますが、高血圧が原因の鼻血は特徴的なので、そのような特徴があれば高血圧を疑いましょう。

通常鼻血は鼻の真ん中である鼻中隔部分(キーゼルバッハ)の毛細血管が破れることによる出血で、10分ほどじっとしていると止まります。出血の量もさほど多くなく、ポタポタと滴る感じです。

ところが高血圧の鼻血は、鼻の奥の動脈が破れることが原因ですから、長時間止まらずにしかも出血の量も非常に多いのです。ひどいケースでは鼻から血が垂れてくるだけではなく、口からもあふれるように流れ出ることもあります。

個人差はあるものの、頭痛が同時に起こる場合もあります。

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高血圧で鼻血が出るのはなぜ?

高血圧など何らかの疾患があって出る鼻血は「動脈性出血」に分類されます。

高血圧で鼻血が出る理由は、高血圧だと血管が普通の人よりも弱くなっているので出血しやすく、しかも高い圧力をかけて血を送っているので出血の勢いも強いです。また、血管が弱っているため鼻血も頻繁に出やすくなります。

長期間高血圧の症状があるほど血管に負担がかかっているため、血管が破れやすい状態です。破れた血管を修復した箇所に動脈硬化が起こってしまうこともあります。

鼻の毛細血管はもともと破れやすいため、血管が弱くなっている高血圧の場合には、さらに破れやすいので鼻血も出やすくなるのです。

場合によっては、鼻血と同時に脳出血を起こす可能性もありますので、出血がひどいときには病院を受診しましょう。

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血圧降下剤によって血が止まらなくなる?

病院で高血圧が認められると、高血圧治療のため血圧降下剤が処方されます。

この血圧降下剤は血圧を下げるため、血液の流れを良くしてサラサラにする働きをもっています。

こういった理由から、服用中に鼻血が出たときには血液の流れが良くなっているので出血が止まらなくなることもあります。薬を服用しているときには、日常生活の中で鼻をかみ過ぎたり、いじりすぎたりと、鼻からの出血をうながすようなことは極力控えるようにしましょう。

また空気が乾燥するのも鼻の粘膜には良くありませんので、加湿器を使うなどの工夫も必要です。

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鼻血が出た時の応急処置

鼻血が出たときの応急処置は覚えておくと役に立ちますね。

普通の鼻血であれば、少し下を向いて小鼻を強く押さえると、10分ほどで完全に止まります。首の後ろを叩いたり、上を向いたりするのはNGです。

鼻血が出ているときに上を向くと鼻血がのどの方へ流れ込み、吐き気や呼吸困難を感じることがあるからです。

高血圧による鼻血の応急処置は普通の鼻血の止め方と同じです。15分以上経っても鼻血が止まらない、出血量が多いときには病院を受診してください。

思わぬ量の鼻血が出たり、なかなか止まってくれなかったりすると不安になってしまいますが、不安感が強くなると血圧が上がり、血が余計に止まりにくくなるため焦らず落ち着きましょう。

高血圧による鼻血はすぐに止まってくれませんし、出血量も多いため日常生活にも支障が出てしまいます。日ごろから血圧を下げるように努力することが大切です。

高血圧は食生活の見直しなどでもある程度コントロールは可能ですから、塩分やアルコールを控えましょう。

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