汗ぐっしょりで眠る我が子が心配!赤ちゃんの寝汗対策6つ

汗ぐっしょりで眠る我が子が心配!赤ちゃんの寝汗対策6つ

赤ちゃんはよく汗をかくと聞いたことはありませんか?それは、赤ちゃんの基礎代謝と新陳代謝がとても良いからです。成人した大人でも、季節に関係なく寝ている間に汗をかいていますよね。それは、寝ている間に体温が上がりすぎることのないように調節をしているのです。

赤ちゃんが寝汗をかきやすい理由

大人よりも新陳代謝と基礎代謝がいい赤ちゃんは、もともとの体温を高く保っているうえに、体温を調節がまだうまくできません。そのため、汗で体温を調節しようとしていて、生後4日から5日くらいに汗をかく機能を作動させて、体温をうまく調節しています。

とはいっても、汗で体温を調節するのもまだ上手にはできません。そのため、気温に敏感です。気温が上がれば、赤ちゃんの体温も上がり、気温が下がれば、赤ちゃんの体温も下がります。したがって、ママやパパが細かく赤ちゃんの衣類や布団などで調節してあげる必要があります。

寝ている間に汗をかいているのは成人した大人でも一緒ですが、体温調節機能の発達がまだ未熟なため、赤ちゃんのほうが寝汗の量が目立つということです。体温の調節をするほど頻繁に汗をかいているため、当然皮脂の分泌も盛んです。

汗をかいたままの衣類、布団やシーツ、おむつをほうっておくと雑菌が繁殖してしまいます。雑菌が繁殖することによって、赤ちゃんの体調面にも影響を及ぼしますし、赤ちゃんが汗臭くなってしまう原因にも繋がります。そのため、天気のいい日に衣類や布団の洗濯、天日干しすることをおすすめします。

汗ぐっしょりで眠る我が子が心配!赤ちゃんの寝汗対策6つ

赤ちゃんの寝汗対策

寝ている間に、たくさんの汗をかいている赤ちゃんを見ると、衛生面的にも心配になりますよね。また、大量に汗をかくということは、逆に汗がひくと今度はその分体温を下げてしまいます。そういったことを少しでも防げる寝汗対策をご紹介します。

1.ガーゼを活用

赤ちゃんが気持ちよさそうにぐっすり寝ている…でも汗もすごいから心配…そんな時に活用できるのがガーゼです。背中に挟むタイプのガーゼが市販されているので、それを活用しましょう。ガーゼなので、汗をしっかりと吸いとってくれます。また、換えるのもさっと取り出し、再度背中に挟むといった感じで簡単なので、ぐっすり寝ている赤ちゃんを起こすこともありません。

2.保冷材を使用することもおすすめ

外出中やエアコンのない環境にいるとき、とても暑くて参ってしまうときがありますよね。そんな時に保冷材を使用することをおすすめします。太い血管が多く集まって、体温が上がりやすい脇や首元に、ガーゼや薄いタオルを巻いた保冷材で冷やしてあげましょう。保冷材以外にも、水や飲みものを凍らしたペットボトルを同じように使用することもおすすめです。

3.エアコンもいいけど注意も必要

エアコンで気温を調節してあげることが一般的ですよね。しかし、「エアコンのつけっぱなし」、「温度の下げすぎ」、「エアコン環境にずっといる」など、注意点があります。

まず、赤ちゃんにとっての部屋の最適温度は「室温28度、湿度60%」です。また、赤ちゃんが寝始めて1時間後に切れるようにタイマーを設定しておくことをおすすめします。ずっとつけっぱなしでいると、赤ちゃんの体温を急激に冷やしてしまい、風邪をひいてしまいます。

また、エアコン環境にずっといることは、赤ちゃんの「汗腺の数の発達」を妨げてしまいます。汗腺の数は3歳ごろまでに発達します。汗をかくことで汗腺の数が発達していき、成長しても新陳代謝のいい身体になっていきます。そのため、汗をかくことは今後の身体にとってはいいことなのです。

4.バスタオルを敷く

シーツの下にバスタオルを敷き、寝たあとはシーツとバスタオルを交換すると、いつも清潔なところで赤ちゃんも安心してぐっすりと寝れますね。天気のいい日はシーツやバスタオルを干しましょう。

5.沐浴をする

赤ちゃんが寝汗をかいたあとは着替えさせるだけでなく、沐浴もこまめに行うといいでしょう。洗面器とぬるま湯を使ってゆっくりと体温を下げてあげると、汗も流れてすっきりと気持ちよくなります。

6.シーツや枕カバーをクール素材のものへ

市販されているもので、シーツや枕カバーがひんやりと程よく冷たい素材になっているものがあります。それらを使用することもおすすめします。ひんやり気持ちよく、赤ちゃんもぐっすり眠れそうですね。

広告

寝汗をかいた時は拭いて着替えを!

赤ちゃんにとって寝汗をかくことは体温調節をすることと、今後新陳代謝の良い身体づくりをするための汗腺の数の発達をするうえでとても重要なことです。

上記に記載した対策をして、赤ちゃんの体温の急上昇や熱中症などを防ぎつつ、寝汗をかいたときはこまめに赤ちゃんの身体を拭いたり、沐浴したり、着替えをさせてあげてください。夜中にも、こまめに着替えや身体を拭けるように、ベッドのそばにタオルや着替えを準備しておきましょう。

広告
汗ぐっしょりで眠る我が子が心配!赤ちゃんの寝汗対策6つ
広告