白湯は風邪をひいたり病気をしたときに飲むことがありますが、美容や健康にも良いことを知っていますか?お水を温かくした飲み物ですが、体に良いと言われています。
今回は冷え性にも効果的な白湯について紹介します。
「白湯」とは?
お水を沸かしたもので約50℃くらいの温かさに冷ましたものが白湯になります。一般的には湯冷ましと呼ばれることもありますね。お水を沸騰させて冷ますだけの簡単な飲み物ですが、体に良い飲み物として知られています。
インドの伝統医学にアーユルヴェーダがありますが、体の中から綺麗にしてくれるということから美容や健康に良いものと言われています。また冬場などに飲むと体が温まり、冷え性などにも良いとされています。
健康以外にも赤ちゃんの入浴の後に白湯を飲ませたり、日常的にも飲まれています。
効果・魅力
白湯にはどのような効果があるのか紹介します。
効果1 冷え性改善
白湯を飲むと体の中から温まり、手指などの末梢血管の流れが良くなって冷え性を改善してくれます。新陳代謝も活発になることから冷え性を改善することができます。
効果2 利尿作用
尿には体に溜まった悪いものを排泄する働きがありますが、利尿作用が高まることで老廃物を体の外に出して、体に栄養分を取り入れてくれます。
体に悪い物が排泄されることで体や足の浮腫みも軽減されます。
効果3 内蔵機能をアップ
白湯を飲むことで内臓温度も温まり食べ物の消化吸収が高まります。内臓が温まると体の中の機能がスムーズに働き代謝がアップします。
効果4 便秘解消
適度な水分量を摂取することで便秘解消に役立ちます。白湯を定期的に飲むことで腸内環境が整い便秘が解消します。
コーヒーや紅茶などの水分を摂っていてもお腹に良い飲み物とは言えませんよね。
効果5 免疫力がアップ
温めの白湯を飲むことで内臓の温度も高くなり、血流なども良くなることから体の機能も良く作用するようになります。体の温度が上がると代謝も良くなり免疫力アップにつながります。
正しい飲み方
白湯は冷え性改善や代謝が良くなるなど体に良い効果をもたらしますが、間違った飲み方では正しい効果を得ることができません。
ここでは効果を得るための正しい飲み方やタイミング、作り方などを紹介します。
必要物品
・水道水やミネラルウォーター
・ヤカン、ケトル、鍋など
・マグカップなどど
作り方
1. ヤカンなどに水を入れて沸騰させます。
2. 火を止めて沸騰したお湯をコップなどに移します。
3. 50℃前後になるくらいまで待って白湯の出来上がりです。
飲むタイミング
たくさん飲めば効果が早く現れるわけではなく、3食の食事の後や夜寝る前、朝と夜など時間を決めて飲むようにしましょう。
朝飲むと体が目覚めて1日爽やかな気持ちで過ごすことができます。また胃腸の働きも良くなり代謝が良くなります。夜に飲むとエネルギー代謝が高まり、消化を助けダイエットに効果的です。飲むときは一気に飲み干さず、ゆっくりと飲むようにします。
時間をかけて飲むことで体が徐々に温まり効果が得られやすくなります。また1日に飲む量は約1リットルくらいが最適です。
その他の飲み方
更に効果を得たいときや白湯だけでは物足りないという方は飲み方を工夫してみましょう。
レモンを加えることで肌のトラブルを改善してくれ、健やかな肌の導いてくれます。冷え性に悩んでいる方なら生姜を加えることで体が温まります。
そのほか喉がイガイガしているときはハチミツ加えるのも良いでしょう。ハチミツには喉をスムーズにして痛みなどを和らげてくれます。
体の状態に合わせていろいろなものを加えるのも良いですね。
まとめ
白湯はシンプルな飲み物ですが体にさまざまな良い効果をもたらせてくれます。
簡単に作れるので白湯の効果を早速試してみましょう。ここで紹介したことを参考に健康な体を目指してください。