結婚式に招待されるとまず気になるのが服装です。婚式での服装マナーは、わかっているようで以外に知らないことが多いです。結結婚式で恥をかかないためにもしっかりと服装マナーを確認しましょう。
結婚式の服装のマナーは?
結婚式ではいくつか避けたほうがよい服装があります。どのような点に気を付けたらよいかご紹介します。
白のコーディネイト
「白」は花嫁がウエディングドレスで着る特別な色です。全身を白でコーディネートするのは避け、白系の服装にする場合は濃い色の羽織ものを用意します。また、ドレスの色は無地が基本です。カジュアルに見えるプリントやカラーの刺繍は避け、ラインストーンを用いたドレスの場合は同系色で無地に見える服装を選んで下さい。
ファー素材
ファーには「殺生」といった「死」を意味するため、結婚式では適しません。また、動物の革製品も同じ意味を持つため避けたほうが無難です。
和装・洋装以外の服装
国内の結婚式では、チャイナドレスやアオザイといった民族衣装的な服装は避けます。招待された側は、和装または洋装の服装を選ぶようにしてください。
露出が多い服装
結婚式では基本、肩を出すなどの露出が多い服装は避ける必要があります。ただ、時間帯によって肌の露出のマナーに違いがあります。
昼:午前中〜PM6時までの場合
この時間帯に肩の出た服装を着用する場合は、ボレロやショールを羽織って肌が露出しないようにします。
夜:PM6時以降の場合
夜の服装は、肩の出る服装でも良いとされています。ただし、この時間帯に挙式がある場合は、夜でもボレロやショールを羽織って肩の露出を避けてください。
時間に関係なく、胸元が広く開いたドレスや深くスリットの入ったドレスなど、セクシーさを出す服装は避けるようにしましょう。
ミニスカート
結婚式で着用するドレスなどのスカート丈は、膝上5cm以上のミニは避けましょう。許容範囲としては膝上5cm位までであり、一般的な短さの限界となっています。
防寒したい時は?
冬の結婚式は寒さ対策に気を使います。どのように防寒対策をしたらよいでしょうか。
ドレス
寒い時期におすすめなドレスの素材はベロアです。見た目にも華やかで暖かみのある落ち着いたコーディネートが出来ます。また、ジャガード素材はエレガントさを出してくれるため、寒い日の結婚式にはおすすめです。暖かな時期に着る薄手のものに比べて、風を通しにくい素材でもあります。
一方、寒いからといってニットやコットンは、フォーマルな場面では避けたほうがいい素材ですので注意しましょう。
羽織もの
ファーは殺生の意味があるため基本避けなければいけませんが、フェイクファーでも食事中に毛が飛ぶ恐れがあるため懸念されています。コートやボレロも羽織ものとして許容されつつはありますが、食事中は脱ぐ又は預けるといった配慮が必要になります。そこで冬の羽織ものとして一般的なのが、厚手のショールです。特にカシミヤ素材は軽くて暖かく、防寒対策におすすめです。
足元
どうしても寒いときにはタイツを履きたいところですが、基本は肌色のストッキングです。足元の寒さ対策としては、ストッキングの2枚重ね履きをするか足用のカイロを貼るなどして防寒対策をしてください。また、寒くてヒールなどでは足元が冷えるとはいえ、ブーツを履いてはいけません。挙式披露宴などのフォーマルな場所では避けたほうがいいです。
冬でも黒ストッキングはNG
黒いストッキングや黒いタイツは、お通夜・お葬式などの意味を連想させるものとして、結婚式のようなお祝いの席ではおすすめできません。最近ではラメが入ったものは許容範囲になってきていますが、基本は肌色のストッキングです。肌色のタイツも基本NGとなりますので、出来る限り避けましょう。
結婚式の服装といってもたくさんのマナーがあります。大人の女性として、綺麗に着飾ることばかりを考えずにしっかりとマナーをマスターしておきましょう。