対馬島というのを知っていますか?九州と韓国の間にあり、対馬海峡と呼ばれている所にある島の一つです。都道府県でいうと長崎県になります。この対馬島が今人気を集めていて、観光客も増加している人気の観光地になっています。対馬島とはどんなところなのでしょうか?
今、人気急上昇中の対馬島のおすすめ観光スポットをご紹介いたします。また、対馬海峡に浮かぶ対馬島に行く為のアクセス方法もあわせてご紹介いたします。日本国内いろんなところを旅行していても、まだ対馬島へは足を運んだことのない方、次の旅行先は対馬島にしてみませんか。
目次
「対馬島」ってどんなところ?
長崎県対馬市にあたる対馬島。2004年に島の中の6つの町がひとつになって、長崎県の中では一番面積が広い市となりました。先にも少し書かせていただきましたが、九州と韓国の間にある対馬海峡に浮かぶ島になります。日本と韓国の間に位置するといってもいいこの対馬島は「国境島」という別名が付けられています。
対馬島の自然には、人間の手が加えられていないこともあり、とても美しいと有名です。古い神社がいくつもあり、日本の歴史の中でも、とても大きな役割を担ってきた島でもあります。
また、生息している生物も、日本の本土に生息している普通種と呼ばれる物は全く存在せず、大陸系生物が生息し、対馬島独得の生態系が築かれているので、本土にいるとみることのできない生き物と出会うことができます。
近年は、韓国からの観光客が急増しており、日本人が対馬島を訪れると、多くの韓国人と出会う事ができます。行った時によりますが、あまりに韓国人が多く驚かれる日本人の観光客も少なくありません。
対馬島の観光スポット
対馬島には、数多くの観光スポットが存在しています。その中のほんの一部ですが、ここでご紹介いたします。
1.烏帽子岳展望台
烏帽子岳は、標高176メートルとそれほど高さはありませんが、周りの山々が低いこともあり、とても見晴らしがよいことで知られています。学生の頃学んだあの「リアス式海岸」を生で見ることができます。初日の出がきれいにみえるとして人気があり、それを見る為だけに訪れる方もいらっしゃいます。
2.韓国展望台
夜には釜山の夜景が見えることで有名な展望台です。お天気が悪いと見ることはできませんが、韓国の観光客からも絶大な人気がある展望台になっています。
3. 和多都美神社
鳥居がとても美しい神社として有名で、観光スポットになっています。海の中にそびえたっている鳥居といわれており、潮の満ち引きによって、まったく景色が違ってきます。勧告展望台に行く前によられる方が多いです。
4.上対馬温泉 渚の湯
対馬にある温泉の中でも、この温泉は「美しい日本の渚100選」に選ばれました。神経痛や疲労回復効果がある温泉です。この温泉の露天風呂からの眺めが非常にすばらしく、訪れた観光客の方はみなさんとても感動されるそうです。
5.鳴滝
山々に囲まれた対馬の中で、数少ない滝の一つです。竜神伝説の地としても有名で、雨乞いも近年まで行われていました。寒い冬が終わり、春からは水が増える時期になるので、秋までとても勇壮な眺めを楽しむことができるスポットになっています。
6.対馬野生生物保護センター
対馬島には、日本の本土では見ることのできない生物がたくさん生息しています。中でもツシマヤマネコと呼ばれるネコは、この対馬島にしか生息していない、とても貴重なネコです。あの有名なイリオモテヤマネコと同じく、絶滅危惧種になっています。対馬島に行かれた時には是非ここで、ツシマヤマネコを見ることをおすすめします。
7.豊砲台跡
写真がいくつかネットで公開されています。写真ではあまりわかりませんが、世界最大の巨砲だったのです。ですが、残念ながら、砲弾を発射することもなくアメリカ軍によって解体されたという有名な砲台跡です。
この他にも、数多くの観光スポットがあります。観光地として人気がありますが、多くの韓国人観光客の団体と被らなければ、比較的ゆっくりと見て回れる観光地です。都会の慌ただしさから解放され、おだやかな時を感じることができることでしょう。
対馬島へのアクセス方法
対馬島に行きたい!と思われた方の為に、アクセス方法をご紹介いたします。
<飛行機>
各地の空港から、長崎又は福岡空港に向かいます。長崎空港から対馬空港までは、ORCオリエンタルエアブリッジを利用して片道35分です。一方福岡空港からは、ANA全日空を利用して片道30分となっています。どちらの便も1日4往復しています。
福岡空港に電車で向かう場合は、福岡県の博多駅から福岡市営地下鉄を利用して片道5分で行けます。電車はほぼ8分おきになっています。
<フェリー>
福岡県の博多駅から西鉄バスを利用して、片道17分(ほぼ15分おきに走っています)で博多港に到着します。そこから、九州郵船(壱岐経由)高速船を利用して片道2時間15分で対馬の厳原港に到着します。フェリーなら片道4時間30分かかります。どちらも1日2往復となっています。
もう一つ、九州郵船フェリーを利用して片道5時間50分で比田勝港に行く方法もあります。こちらは1日1往復となっています。
厳原港と比田勝港間は、車で2時間程度です。路線バスを利用すると2時間20分になり、1日4往復しています。
対馬島でリフレッシュ!
美しい自然と歴史ある建物などが多く点在する対馬島。日本本土から少し離れるだけですが、都会に住んでいると見ることのない自然に触れることができ、マイナスイオンをたっぷりと浴びることもできます。
小さいお子様を連れての観光だと、お子様が少し退屈してしまうかもしれませんが、自然に触れるということは子供の成長にもとてもプラスになることです。休暇をとり、家族で旅行されるのもおすすめですよ。