知らない人も多い、主な3つの宗教のお墓参りのマナー

知らない人も多い、主な3つの宗教のお墓参りのマナー

お墓参りには、いろんなマナーがあります。最近はいろんな宗教のお墓がありますので、宗教ごとにお墓参りのマナーがあります。当然ですよね。仏教には仏教の、神道には神道の、キリスト教にはキリスト教の、それぞれ少しずつ違ったマナーが存在します。今は仏教徒でも、自分が結婚してパートナーの家に入ったら、そこの宗教に入ることになりますので、当然お墓参りのマナーも覚えておかなければいけません。

仏教、神道、キリスト教、それぞれの宗教別のお墓参りのマナーについてご紹介いたします。今後のために、知識として知っておくことをおすすめします。

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「仏教」のお墓参りのマナー

仏教の場合、お墓参りをするのは、命日と一周忌以降の亡くなった同じ月の同じ日「祥月命日」は基本で、あとは、お盆である8月と、お彼岸の頃に法要などを行います。お彼岸は、春は3月の春分の日辺り、秋は9月の秋分の日頃です。昔はきちんと祥月命日にもお墓参りをする方が多かったのですが、最近では、墓地が遠いところにあるので、8月の盆の時期と彼岸の時期にしか足を運べない方も多くなっています。

お墓参りの時の服装は、新盆と1周忌の法要の際には喪服と決まっています。それ以外の時のお参りに関しては特に決まりはありません。ただ、地方などでは、昔からの決まりごとなどがそれぞれありますので、地域のしきたりに合わせるようにしてください。また、お墓参りをする時間ですが、できるだけ日が登る午前中に行くのがベストです。御先祖様を敬うことはとても大切とされていて、お墓参りを後回しにするのはよくありません。お墓参りをする時は、その日の一番最初に行うこととし、行く前に寄り道などをするのもよくありませんので、覚えておいてください。

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「神道」のお墓参りのマナー

神道のお墓参りは仏教に似ていますが、神道では、線香ではなくロウソクをつけ、を供えて、お供えするものは、水や塩や米などと決まっています。

神道では、お亡くなりになった次の日に翌日祭とよばれるものを行っていましたが、近年ではあまり行われず、10日目に10日祭、20日祭、30日祭と10日おきに法要に似たことが続いていき、50日祭が、仏教に例えると、四十九日法要になります。50日祭の次の日に、清払いの儀をおこなって、忌あけです。
50日祭が終わった後は、かなり先になりますが、百日祭になります。このあとは、お亡くなりになってから最初の年の祥月命日に一年祭をします。以降は3・5・10・20・30・40・50と霊祭をします。その次に式年祭をします。式年祭の時は、多くの親族や友人を招き、式がおわった跡に、宴会のようなものが催されます。

神道の法要は、二百年続くとされていますが、近年では、二十年祭で終わる所が多くなっています。

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「キリスト教」のお墓参りのマナー

キリスト教の方のお墓参りは、基本的には命日にお参りするようになっています。ですが、カトリックとプロテスタントには多少相違がありますので、それぞれについてご紹介いたします。

<カトリック>

万霊説や死者の日、祥月命日、月命日にお参りします。11月2日の死者の日には、教会で特別ミサが行われ、死者に敬意を払い神様に祈りを捧げます。また、この日はミサが始まる前に故人のお墓参りをするとされています。

<プロテスタント>

お亡くなりになった一月後を昇天記念日として、お家や教会で記念集会をします。その後は1・3・7年目の昇天記念日に追悼記念集会を開きます。祭礼儀式は教会によって異なります。個々では、仏教のように、月命日や祥月命日にお参りしたりすることもあります。

キリスト教のお墓参りは、仏教に似ているところがあります。お墓やお墓周りをきれいに掃除して、亡くなった方の大好きだったお花を供えてお祈りします。仏教のように、お菓子やお酒やジュースなどの飲食物はお供えしませんし、線香もダメです。

知らない人も多い、主な3つの宗教のお墓参りのマナー

 

お墓参りの意味は?

お墓参りをする意味をきちんと考えたことがありますか?なんとなく親がやっていたからその続きで行っているというのはよくありません。御先祖様に対して大変失礼にあたります。お墓参りの本来の意味は、御先祖様を敬う為です。自分たちが今この世に存在しているのは、御先祖様の存在があっての事です。そのことを忘れてはいけません。これは仏教に限らず、神道でもキリスト教でも同じことです。故人を敬う気持ちというのはとても大切なことです。ただなんとなく行っているというのはもうやめましょう。

最近は、お墓参りに行くのは、盆と正月という方も多いようです。中にはまったく行かないという方もいらっしゃいますが、個々の考え方がありますので、それはそれでいいのではないでしょうか。ただ、ずっとお墓参りに行っていたのに、いつからかピタッと行くのをやめてしまうというのはよくありません。病気などで入院していけないなら仕方ありませんが、特に理由もなくお参りを辞めるのはいいことではありません。いろんな理由があってお参りに行けなくなったとしても、遠く離れた地からでも、御先祖様に日々感謝する気持ちは持ち続けるようにしましょう。

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