「食事を規則正しく3食摂りましょう。」というのが普通になっていますが、最近では1日3食は食べすぎと言われています。
みなさんも当たり前のように1日3食を目安に食事をしていると思います。という事は3食の食事が摂り過ぎであるなら、1日1食にすれば食べる量が減るためダイエット効果があるとされているのも事実です。ではどんな効果が期待できるのかご紹介します。
目次
1日3食は多い?
1日3色は多いと言われていますが、実際どういったデメリットやメリットがあるのでしょうか。
デメリット
そもそも1日3食が多いと言われる原因はなんでしょうか。それは消費カロリーが減っていることがあげられます。自動車などといった便利な乗り物があるがゆえに、歩くことが少なくなっています。また、便利な家電も普及され家事の労働も楽になりました。
そして、日本食ではなく欧米型の食事が好まれるようになったため、摂取カロリーも増えました。しかし1日3食という習慣は変わらないので、現代では食べ過ぎの傾向があるのです。
メリット
1日3食の理由として、1日に必要な必要エネルギーを摂取しやすくなります。2回より3回の方が1回の摂取量が摂りやすくなります。
2つ目は血糖値の問題になりますが、長時間食事を摂らないでいると低血糖になり脳機能が十分に働かなくなります。2食よりも3食の方が、血糖値を一定に保つことが可能になり脳の働きを正常に保てるというわけです。
そして最後の理由としてあげられるのが、肥満になりにくいことです。食事と食事の間が開きすぎると、脂肪を溜め込みやすくなるため肥満になりやすくなります。
気をつけること
1日3食を食べなければいけないといって、食事の回数にこだわることはありません。こだわることは「摂取エネルギーと必要な栄養素が摂れているか」です。必要なエネルギーと必要な栄養素をしっかりと摂取できていれば、1日2食でも3食でも基本的にはいいのです。
1日3食を食べるとするなら、食べすぎて摂取エネルギーをとり過ぎないように心がけることが必要です。
1日1食の効果
1日1食にした場合、身体にはこちらの7つの変化が起こります。
脂肪が減少する
1日1食にすることで、体の中は軽めの飢餓状態になります。1日1食にすると体に取り込むエネルギーが制限され飢餓状態になるのですが、体の中では緊急事態に備えて溜めてある脂肪が燃焼しはじめます。
1日3食の場合で考えてみると、エネルギーは外部から絶えず入ります。体内に溜まっている緊急事態の脂肪は燃焼されずそのまま残されてしまうのですが、何もエネルギー源がなければ、緊急事態の脂肪を使うことになります。このことが効率よく脂肪が減少して痩せやすくする仕組みとなります。
新陳代謝の上昇
1日1食にすることで内臓への負担が減少します。特に消化器官が働く時間が短くなれば、胃が働くことで起こる臓器の機能低下が少なくなります。そのことから活性化をして新陳代謝が高まり、脂肪燃焼の効果が高まります。
脳が活性化する
1日1食では体は緊急事態と認識しています。少しでも食べ物はないかと探すため、頭はフル回転に手段を探そうと脳が活性化するのです。
安眠が出来る
1日1食であれば、寝ている間に消化器官が働くことがないため、体がしっかりと休まります。つまり、睡眠の質があがります。
免疫力がアップ
消化器官がの働きが少なくなったことで、内臓の機能が正常に働くようになります。飢餓状態の時はホルモンの分泌が促されるので、免疫力の上昇も期待できます。
ホルモンバランスや自律神経が整う
糖質や脂質が少なくなるので内臓も休まっています。血液はサラサラになり、自律神経やホルモンバランスは安定しやすくなります。
味覚がよくわかるようになる
空腹の時間を長くなるので、味覚や臭覚などの感覚が鋭くなります。
1日1食を実践する時のポイント
1日1食をいきなり始める前に、まずは1日2食からスタートします。その場合は朝食と夕食がおすすめです。1日2食に慣れてきたら朝食を食べないか、軽めに済ませます。いきなり1食にしないことがポイントです。少しずつ少なくしてしていく方が無理なく続けられます。