お尻のセルライトはなかなか自分では確認できませんが、手で触ってみると肌触りが良くなかったりたるみが感じられます。後ろ姿も綺麗でいたい女性はたくさんいますが、セルライトのあるデコボコのお尻では台無しです。それでは、なぜお尻にセルライトが出来てしまうのかご紹介します。
お尻にセルライトができる理由
お尻のセルライトの主な原因は血行不良。冷えやむくみが関係しており、お尻は筋力が弱い場所でもあります。おまけに、血液のリンパの流れが悪くなることでセルライトが出来やすくなります。お尻同様に、冷えやむくみが起こるところには脂肪細胞の性質が変わるため、セルライトが出来やすくなるのです。つまり、下半身にセルライトが出来やすいのは冷えが原因になります。
血行不良
血行不良はむくみや冷えによって起こります。代謝も低下してしてしまうので、脂肪や老廃物が溜まりやすくなります。
運動不足
慢性的な運動不足は血液やリンパの流れを悪化させてしまいます。代謝が低下してしまうため消費されない脂肪は蓄積されてしまい、脂肪細胞が大きくなっていきます。筋肉の働きが衰えると基礎代謝が下がるためセルライトも蓄積しやすくなります
不規則な生活
食生活の乱れや寝不足などの生活をしていると、血行の悪化や自律神経の働きが悪くなり代謝が低下します。
たばこ
ニコチンは血管を収縮してしまうので血液そのものの流れを悪くします。血液の巡りが悪くなると体内には老廃物が溜まりやすく、セルライトを作りやすくしてしまいます。
中高年の女性は特に脂肪がつきやすく、筋肉量も衰えて少なくなっているためセルライトも増加しやすくなります。
セルライトを放置するとヤバイ
セルライトが出来てしまうと、改善するのはかなりの時間と手間が掛かることをご存知ですか。このまま何もせず、セルライトを放置しておくと大変なことになる可能性があります。見た目で言うとボコボコ皮膚が目立ってきます。また、その皮膚が痛み出しマッサージをしようにも痛くて出来なくなり、更に悪循環を生んでしまいます。そして肥大したセルライトは血管を圧迫したり神経も同じように圧迫されてしまうので、動脈硬化のリスクが高くなります。
他人から見えなければ大丈夫と思っていると取り返しのつかないことに成りかねません。早めの対処をしたほうが懸命です。
セルライトを排除する方法
すでに出来てしまったセルライトは、筋トレでは排除や改善といったことは不可能に近くなります。しかし、筋トレでは新たなセルライトを防ぐことは出来るので、冷えやむくみの予防にはなります。
セルライトの排除は、エステに行ってお金を払えば楽にできます。ですが、誰でもエステに行ける訳ではないので、自宅で出来る正しい排除方法をご紹介します。
ドライブラッシング
絶大な効果があると最近人気が出てきたのがドライブラッシングです。ブラシを使ってセルライトを排除していきます。ブラシの効果は、循環機能が改善されることと、肌がなめらかになるので効果がすぐに実感できます。継続することで、肌のハリが回復したりよりなめらかな肌が作られ、毎日続けることでセルライトを完全に除去できます。
ドライブラッシングで使用するブラシ部分は天然素材の繊維から作られてるもので、柄の部分は木製で長いものが望ましいです。購入先は、薬局やハーブ専門店、美容製品の取扱店ですが、ネットなどのオンラインで購入可能です。中には、ドライブラッシング専用のブラシも販売しています。
ドライブラッシングのやり方
お尻だけのブラッシングではなく、体全体を行なうことで更なる効果が期待できます。毎日2分から10分間行います。毎日のブラッシングが大切ですので、途中で辞めてしまわないように頑張りましょう。
清潔で乾燥した肌の状態ではじめます。下から上にブラシをかけることを意識して、足、ふくらはぎ、膝、太もも、お尻、ウエストの順番に行います。ブラシの掛け方は左右に動かしますが、肌を傷つけないように気をつけてください。
ドライブラッシングは1日のうちでいつでも大丈夫です。ブラッシング後は冷たいシャワーを浴びて、セルライト専用のクリームを塗るとかなりの効果を発揮してくれます。
ドライブラッシングで毎日マッサージをするだけでなく、今一度生活習慣の見直しもしましょう。