これからの季節、紫外線を浴びることが多くなりお肌のトラブルも増えてしまいますよね。特に春から夏の終わりまでは、肌への負担が増えていきます。女性なら皆さん一度はお肌の悩みを抱えた経験があるのではないでしょうか。
特に悩みが多いといわれているのは「お肌のごわつき」です。今回は、そんなお肌のごわつきの原因と解決法を徹底的に解説します。
目次
ごわつくとはどんな状態?
まず、お肌がごわつくという状態がどんなものかご存知でしょうか?
ごわつくというのは、お肌を触るとザラザラしていたり、柔らかさが感じられない固くなっている状態のことをいいます。ちょっと例えは大げさですが、象やサイのような固い皮膚の動物のようだと例える人もいます。お肌のごわつきは、毛穴・しみ・しわ・たるみなど代表的な悩みと同じくらい多いトラブルです。
そこで今回は、お肌のごわつきによるデメリットをご紹介します。
顔全体が老けて見える
お肌がごわついてしまうと、肌全体のトーンダウンにより顔色が悪く見えてしまいます。それによって老けた印象になってしまうことも。肌の色がくすんで見えるだけで、実年齢より上に見られてしまうことがとても多くなってしまうのです。
メイク乗りが悪くなる
なめらかなお肌だとファンデーションもすっと伸びてなじみますよね。しかしお肌がごわついている状態だと、メイクをしても肌になじまず浮いてしまいます。せっかくメイクをしても、肌質がきれいに見えず効果が少なくなってしまうのです。
触り心地が悪い
自分で触ってみて、ごわついているとすぐにわかります。肌質がきれいだと、肌トラブルがあるよりは悩みも減ってストレスが軽減されます。
ごわつく原因
肌がごわついているとあまり良くない状態だということはわかりますが、一体なぜごわついてしまうのでしょうか?
紫外線
多くは日光から吸収する紫外線は肌にとってとても刺激が強いです。紫外線を多く浴びることで、肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、肌のトラブルが増加します。外出するときは必ず日焼け止めを使用し、お肌を守るようにしましょう。
ブルーライト
パソコンやスマートフォンの画面から浴びているブルーライトは、目だけではなくお肌への影響も大きいです。ブルーライトは長時間浴びると眠くなりにくく、自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。お肌を健やかに保つために、睡眠時間・眠りの充実はとても大切です。しっかり深く眠るために、睡眠前の1時間はブルーライトを浴びないようにしましょう。
間違えた洗顔をしている
お肌はとても繊細です。ごしごしこすったりあまり泡立てない洗顔をすると、どんどん傷ついてしまします。たっぷりの泡でやさしく包み込み、指先でそっとなでるように洗顔するだけで、お肌の調子は変わってきますよ。
乾燥
お肌の一番の大敵といっても過言ではない乾燥は、ごわつきの元にもなっています。潤いがないことで、触り心地もかなり変わってきますから、お肌を乾燥から守ることがごわつき対策にもなります。
スキンケアで改善する方法
自宅のスキンケアでごわつきも治していけたらいいですよね。スキンケア法をいくつかご紹介します。
肌の保湿を徹底する
乾燥からお肌を守り、潤いを与えることで肌質がなめらかになっていきます。夜にパックをするのも効果が高いです。パックはそんなに購入できないという人は、化粧水を浸したコットンを顔全体に貼り付け、10分ほど放置するとお肌がたくさん水分を取り込んだ状態になります。その後乳液などでしっかりケアします。
また、常に水分補給をするのも大切です。できれば水かお茶を意識して多めに飲むことで、肌質も変わります。
角質のピーリングをする
ピーリングとは、古い角質を取り除いて肌をきれいにするスキンケアです。市販でもピーリングのグッズが売られているので、手軽に使えます。週に一回ほど使うだけで、肌がなめらかになります。ただ、正しい使い方を守ることが大切です。また、人によって肌質が違うので、自分に合うものを探しましょう。