命に関わる事態にもなりかねない、犬の「拾い食い」癖を直す方法

命に関わる事態にもなりかねない、犬の「拾い食い」癖を直す方法

毎日ちゃんとご飯をあげているのに、散歩中やお家の中で落ちているものを拾い食いするわんちゃんに困っていませんか?食べても害のないものなら良いのですが、万が一のことを考えると、その癖は良い癖とはいえません。

そこで今回は、犬の拾い食い癖を直すしつけの方法をご紹介していきたいと思います。また、なぜ拾い食いしてしまうのか、飼い主として注意しておきたい点についても詳しく解説していきます。

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犬が拾い食いする理由は?

わんちゃんが拾い食いしてしまう理由には、3つのタイプが隠されています。まずはあなたのペットがどのタイプに当てはまるのか見つけてみて下さい。

1.かまって欲しい!遊びたい!タイプ

拾い食いを見つけると、飼い主が自分にかまってくれる。そういう考えから拾い食いを行っているのがこのタイプです。一緒に遊びたいという純粋な気持ちから繰り返しているので、叱るのが可哀想になってしまいますが、外で同じことをしてしまうと有害なものを飲み込む危険性もあります。

2.動いているもの、食べ物にとにかく反応するタイプ

犬種によっては、元々猟犬として活躍していたわんちゃんもいます。それほど犬の嗅覚は優れており、どんな臭いでもかぎ分けてしまうのです。そのため、食べ物の匂いや動いているものにはとても敏感で、飛びついてしまうことがあります。

短い足がチャーミングなダックスフンドや、ビーグルなども猟犬グループに入る犬種となっており、独断で獲物を追跡しようとする一面も。

3.飼い主に力で勝つ大物タイプ

このタイプは散歩中の拾い食いが多く、飼い主さんの力では制御しきれないほどの大型犬に多く見られます。わんちゃんのパワーに負け、自由に散歩させてしまうことで拾い食いも止めることができず、繰り返してしまうという悪循環に陥ります。

しっかりとしつけをし、室内外に限らず、飼い主さんを力で負かすようなことがないようにしなければいけません。

このようなタイプがあることを知ると、タイプに合ったしつけ方法が見えてくるかと思います。ただ、栄養が足りていない場合にも拾い食いをしてしまうことがあるため、わんちゃんの食事量や栄養成分の管理はしっかり行ってあげて下さいね。

命に関わる事態にもなりかねない、犬の「拾い食い」癖を直す方法

犬の拾い食い癖を直すしつけ方法

では、拾い食いを直すしつけ方法についてご紹介していきましょう。まずはしつけの基本から学ぶことが大切です。

しつけの基本とは

しつけの基本は、わんちゃんに何をさせたいか、何をやめさせたいかをはっきり思い浮かべることです。

例えば拾い食いに関してなら、
・させたい行動→お家でも散歩中でも落ちている食べ物を食べない
・やめさせい行動→なんでもかんでも拾い食いする
このように思い浮かべることができますね。

そして、わんちゃんに拾い食いをやめさせるためには、拾い食いすると何が起こるのかを分からせることが重要ポイントとなります。

1.しつけ方法〜わざと拾い食いさせる〜

拾い食い=飼い主がかまってくれる、拾い食いしたものは美味しい!といった良い印象をなくすことで、拾い食いしなくなります。

・用意するもの
犬にとって苦い、辛い、まずいと感じるもの…からし、専用の苦味成分配合のスプレーなど

1.わんちゃんが見つけやすい場所に、スプレーをふったものや、からしを塗り込んだ食べ物を用意します。
2見つけて拾い食いするまでは、何もせずそっと見守りましょう。
3.わんちゃんが食べ物を食べると、苦い!まずい!と感じ、吐き出します。

これで床に落ちているものはまずいもの?と認識し始めます。すぐに繰り返すのではなく、時間をおいてから再度繰り返し行いましょう。だんだん落ちている食べ物に興味を示さなくなったり、警戒し始めたら良い傾向です。

スプレーをかけるおやつを変えてみたり、落とす場所を変えてみたりしても食べないようになれば第一段階クリアといってよいでしょう。お外でも同じように見向きもしなくなれば、拾い食いの癖は改善されたといえます。

2.しつけ方法〜普段の食事から「待て」を覚えさせる〜

食事を用意したら飼い主の方も見ずに食べ始めるわんちゃんもいますが、これでは飼い主がリーダーであることを認識できていないことになります。普段の食事から「食べてもいいの?」と飼い主の目をみて確認することができれば、勝手に拾い食いすることもなくなるでしょう。

1.まず、ご飯をあげる前にわんちゃんの目をしっかり見てあげます。ご飯がもらえる!と興奮し、吠えたりするかもしれませんが、そこは我慢。
2.「待て」と声をかけ、大人しく待つようになるまでは決してご飯をあげてはいけません。
3.わんちゃんが大人しくなったら、ご飯を床に置きます。この時も目をそらさず、しっかり目をみてあげるようにしましょう。
4.わんちゃんが「まだ?」とおうかがいをたててくるのが分かったら、「よし」という合図で食べてもいいよと促します。

ここで大切なことは、アイコンタクトです。目で会話するということを意識し、わんちゃんの表情の変化を見逃さないこと。これを普段からさせることで、勝手に食べちゃいけない、飼い主がリーダーだと認識させることができるのです。

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飼い主が注意すべきことは?

しつけをしっかり行い、拾い食いをしなくなったとしても、わんちゃんが食べられるような場所に食べ物を置かないことが大切です。食事回数の管理や、栄養管理をきちんと行っていれば、無理に落ちているものを食べなくてもご飯をもらえることをわんちゃんも学び始めます。

しかし、やはり人間が食べる物は匂いも強く、味付けが濃いため美味しそうに感じるものです。飼い主の不注意で食べ物を床に落とし、それを食べられてしまうとしつけの意味がなくなってしまいます。

わんちゃんを室内で飼う時は特に、飼い主自らが拾い食いする食べ物は美味しい!という連鎖を生み出さないように注意して下さいね。

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