スキンケアブランドからも洗顔料はたくさん販売されています。どのブランドが良いのかどうかは、肌質によって違いがあったり、実際に使ってみないと分からないことも多いですね。
また、どれもやはりコストの面を考えると気軽に試せるものばかりではないのが現実です。そこで試していただきたいのが、牛乳を使った洗顔方法。
飲料で洗顔?と驚かれる方がほとんどだとは思いますが、効果を知れば試したくなること間違いなしです。今回は、牛乳洗顔の効果とやり方について詳しく解説していきます。
目次
「牛乳洗顔」とは?
カルシウムがたっぷり含まれていることから、毎日飲まれている方も多い牛乳。特に学生時代には給食で毎日摂取していたことと思います。そんな牛乳を使った洗顔とはどういったものなのでしょうか。
牛乳とぬるま湯で牛乳洗顔液を作る
とってもシンプルなのですが、牛乳・ぬるま湯1:1を混ぜ合わせた洗顔液を作り、洗顔するというものです。
韓流女優も愛用しているということもあって、今注目を集めている洗顔法です。しかし、使用したことがない方や、その効果についてご存知ない方からすれば、肌に塗って大丈夫なの?と心配になることでしょう。
ではどんな効果が隠れているのか、牛乳に秘められた実力をお話していきたいと思います。
牛乳洗顔で得られる効果
1.乾燥予防
牛乳に配合されているビタミンは、肌の保湿に役立ってくれます。冬は特にですが、夏場でも一部分だけが乾燥するという方にはとってもおすすめ。
乾燥を予防することで肌にうるおいが戻り、見た目年齢が若見えする効果も。
2.角質除去
酵素などが含まれているため、市販のピーリング専用フォームよりも優しい効果で角質を取り除いてくれます。古くなった角質を除去することで、肌は柔らかくぷるんとした肌触りに。
くすみや肌色の悪さに悩んでいる方には特に試していただきたい洗顔方法なのです。
3.弾力アップ
保湿効果に優れているため、肌が上がるような弾力を実感できます。ハリを取り戻した肌は、たるみ・毛穴悩みも同時に解消してくれます。
4.細胞の再生
肌に必要なたんぱく質も豊富に含んでいるため、活動が弱まっていたり、元気がなくなっていた細胞たちを再生してくれる効果も期待できるのです。
細胞が生まれ変わることで肌の悩みすべてが改善されることもあるため、とても嬉しい効果といえるでしょう。
5.美白
美白を目指す肌にとって敵となるメラニンは、乾燥や肌の生まれ変わり周期が乱れることによって排出しにくくなってしまいます。牛乳洗顔でごわついた肌を柔らかく、生まれ変わりを促すことで、メラニンを追い出すことができます。
6.炎症予防
ビタミンAの力により、粘膜や皮ふを保護し、免疫力をアップさせる力も持っている牛乳。この効果は肌にも良く、炎症などのトラブルを予防してくれます。
つまり、健やかな肌に導いてくれる作用があるといえるでしょう。
牛乳洗顔のやり方
では、牛乳洗顔はどのようにして行えばよいのでしょうか。やり方について解説していきましょう。
1.まずはメイクオフ
まずは一日お肌を整えてくれていたメイクを落としていきます。メイクオフの方法は特にいつもと同じで構いませんが、おすすめなのはホットタオルで先に毛穴を開かせておく方法です。
毛穴の奥にまで浸み込んだファンデやアイシャドウなどを取り除くためには、このひと手間がとっても重要なのです。じんわりと肌を温めた後、優しくメイクを落としてあげて下さいね。
2.洗顔液を準備する
先ほどもご紹介した通り、牛乳とぬるま湯で洗顔液を作ります。コップなどに入れて用意しておくと良いでしょう。
その液で優しくお顔を洗っていきます。擦らないことと、肌を乾燥させないぬるま湯で作ることがポイントです。
3.洗い流す
最後は洗い流し作業ですが、ここもぬるま湯で行います。一回だけではなく、何度か肌を流してください。
コットンパックで贅沢ケアもおすすめ
乾燥、くすみ、ごわつき、炎症が気になる時は、牛乳を使ってパックをしてみてください。
1.まずは冷たいままの牛乳だと肌がびっくりしてしまうので、ひと肌に温めます。
2.そこにコットンを入れ、牛乳でひたひたにしてください。
3.そのままお肌に乗せ、5分ほど馴染ませていきます。
4.成分がじんわりとお肌に溶け込み、ほどよい温かさでリラックス効果もありますよ。
5.時間をおいたらコットンをとり、今度は冷たい牛乳を用意します。
6.新しいコットンを冷たい牛乳に入れ、優しくパッティングしましょう。
7.その後はぬるま湯で流し、スキンケアを行ってください。
とても簡単な方法ですが、肌がSOSを出している時にとってもおすすめなケア方法となっていますので、ぜひ試してみて下さいね。
こんな時は使用しないで!
炎症を予防してくれる効果のある牛乳ですが、傷になっている時や、ニキビが化膿しつぶれてしまっている時などはしみたりする可能性もありますので、控えるようにしましょう。
肌に良いとはいえ、敏感肌の方はパッチテストを行ってからの方が安心です。アレルギーがない場合でもかゆみや赤みが生じることもありますので、事前にしっかりチェックしておきましょう。